"Poetry" にまつわる文章のリスト

ああ

僕は君になにを残してあげられるだろう
そんなことをぼんやりだけど考えるんだ

悲しみや苦しみが
あたり前の空気のように
世界中を取り巻くけれど
優しさや幸せも同じように
君の背中を押してるだろう

自分の思いを伝えられず
人の涙に切なくなっても
同じ勇気があるのなら
なにもせずにただ黙って
その隣で眠ってあげる

10年後 50年後
君のころもこの空を
同じじゃなくてもいい
君の笑顔を包んでくれる
そんな空を見上げることができたなら
僕も嬉しい

  • 2006年8月24日 18:10
  • 松田拓弥
  • Poetry

空が重い
いつからだろう
こんなふうに大きすぎるものを背負うように
地面を見つめながら歩くようになったのは

空は広い
いつからだろう
こんなふうに見果てぬ空の雲を追うように
その向こうへ憧れるようになったのは

届けたいよ
同じ空を見上げる君に
届けてよ
同じものを背負う君に

もう消えたいと願うなら
僕のもとへ ここへおいで
僕は君を願うから

  • 2006年8月22日 00:49
  • 松田拓弥
  • Poetry

Loveland

気持ちの加減がわからないから
どれだけ愛して
どれだけ不安になって
どれだけ傷つけて
どれだけ傷いても
どれだけの愛がいいのかわからない

素直な気持ちでぶつかったら
ただぶつかり合うだけで
ホントに伝えたいことも
そこで消えてしまいそう

愛してほしい
愛してほしい
愛されるのは構わない
そんな表現さえ浮かんでしまう
それは砂漠のど真ん中で
孤独を叫ぶようなただの渇望
絶望の淵に執着するあきらめもある
そこから抜け出せるのなら
誰でもいいんだ

「愛してる」
心の底からそう言える
嘘じゃない
そう伝えたい人に
そう伝えること
そして満たされたい
それは水の都の端っこから
丘の上を見上げるように
たった1つ泉を探す
あふれくる水に満たされながら
でもいつかは枯れてしまうんじゃないかと
いつも不安になりながら
そして時と孤独に戸惑いながら

  • 2006年8月21日 18:09
  • 松田拓弥
  • Poetry

大切な君

ずっと大切な友達だと思ってた
でも君に彼氏ができたとそんな話を持ってきて
いつの間にか大切な人になってたんだ
でも君の恋も応援してる

気づけばいつも君のそばにいて
気づくといつも笑っていられた
ふと別の誰かに目がいって
君じゃないと気づかされた
つらいことも不安も疑問も
君に話すといつも違うことで笑ってる

永遠だとか約束だとか
そんなのきっと欲しいわけじゃないんだけど
君の悲しい顔は見たくない
だけど幸せそうに話す顔も
なんだか少し胸が苦しくなるんだ

不思議だね
君が好き
だけど違う
君が好き
だけど似てるんだ
僕が好きになる人に いつも

だからじゃないけど
また僕がつらいときや淋しいとき
なんだかんだ言いながら
ちょっとだけそばにいてほしい

好きになるには
君はちょっと近すぎるのかな
でもそれを伝えるには
君はあまりに優しすぎる

  • 2006年8月17日 23:59
  • 松田拓弥
  • Poetry

Post IT

ちょっとしたメモを残すように
君との今日を書き記して
いつか僕の机が
そんな君でいっぱいになって
君がいつもいる場所が
僕の居場所になっちゃうね

僕にはほかに行く場所もなくて
君との想い出のなかに埋もれながら
過去をまた思い返すときがくるのかな
だけど君は またほら
伝えた
ほらまた伝わった

なにも書くことがなくたって
そんなときは君の名前を書いていこう
君のことを呼ぶように
いつも君を呼ぶように

  • 2006年8月17日 21:53
  • 松田拓弥
  • Poetry

EMPetiTY

なぜだろう
子供の笑顔が嬉しくて
なにか言葉を交わしたわけじゃない
その手に触れたわけでもない
だけど少し胸があったかくなった気がするんだ

いつかの自分を思いだすのかな
空気だとか大きさだとか
楽しいことにひたむきで
わけもなく元気になれたり

きっとあとまわしにできることが
イヤって感じることより多かったのかな
可能性や希望なんてどうでもよくて
ただただ楽しいことに駆け寄ってって
自分のことだけ考えながら
だれかと一緒にいる自分を素直に好きになれていた

わからない
無限だとか未来だとか
永遠だとか明日だとか
そんなものすらちっぽけに見えてたんだな

今じゃ壮大な果てもないよな地図に見えるし
愛や希望を深いと考え込んだり
頭を悩ましつづけてる

だけどそれも悪くない
子供のときのひたむきさが
きっと今は長く歩いていけること
もしも今も子供のままなら
きっと君はいないだろう

  • 2006年8月11日 22:01
  • 松田拓弥
  • Poetry

1人掛け

交差点も坂道も平らな道も歩き疲れて
それでも歩いてフラフラんなって
もう立ち上がれないかもなんて感じたら
すぐに栄養補給しなくちゃな

単純明快
欲しいものを欲しがってんだ
愛も夢も優しさも
たまには補充しなくちゃな

家族や友達 恋人も
みんなみんな淋しがって
誰かと一緒にいたいんだよな
特別なんて何もないさ

いつも同じもののなかに埋もれて
息が詰まりそうになりながら
いつも同じものを求めてんだよ
時にはその肩の力を抜いてみてさ
おぼつかない足取りのままでも
支えてくれる誰かが欲しいんだよな
1人用の椅子でも
2人で座らせてくれる人がいいんだよな
窮屈だけど不思議とそんなふうには感じない
2人で同じものを見てられる
そんな気がしてくるんだよな

優しんだよな
そういうのがさ

  • 2006年8月 9日 18:07
  • 松田拓弥
  • Poetry

kissing

今この目が見えなくなるなんて
ほんの少しも想像なんてできないけれど
愛しい人とキスをするとき
そっと瞳を閉じるんだ

全然怖くなんかない
安心するんだ
なんだかすごくホッとするんだ
ほつれた糸を何度も何度も結ぶように


そしてすぐに目を開けて
あなたの顔を見つめたくなる
「見なくていいよ」
あなたは笑ってごまかすかもしれない

そしてまた瞳を閉じて
あなたを心に描きたくなる
ひとりじゃないこと
目を閉じても感じていられること


目に見えるものに揺れながら
そんなものを頼りながら
キスをするそのときだけは
誰も見えない闇でさえ怖いなんて感じない
 
言葉にならない愛しさが
いつも震える唇が今優しく触れ合ってるんだ

不思議だよ
今は目を閉じて君を探してる

  • 2006年8月 3日 18:15
  • 松田拓弥
  • Poetry

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