Rain

目を閉じれば
真っ暗な闇が見えてくる
また目を閉じれば
今度はまっさらな世界が見えてくる
ずっと目を閉じていたら
新たな自分が見えてくる

子供のころは明日がすごく遠く感じた
大人になると昨日がロケットみたいに飛んでいく
たぶん待ってるものが違うんだ

明日を待つのが怖くなる
だから休みが早くなる
楽しい時間が加速する
それはきっと
心のなかも加速するからなんだと思う
「追う」か「追われる」かの違いだとモウ

胸が痛いよ
どうにもならない時間を秘めて
自分以外の人の気持ちを
ちぎれそうな想いを秘めて
つながれたいと願ってしまう
狂おしいほど愛しいのに
引き裂くような時を重ねる

愛は鎖
ちぎるためにも
つなぐためにも
その重さを支え合う

指を結んで
肩を組んで

だけどそれは
きっとだれのためでもないんだろう
唯一理由が必要のない
唯一理由を持ち寄らない
一人ひとりが自分のために
自分をつなぎとめとくために

  • 2008年8月 5日 07:11
  • 松田拓弥
  • Poetry

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