気持ちを伝える言葉は
もう十分伝えてきたと思うんだ
なんでもないこと
歩き慣れた道にかかる電線を
そのまま言葉にしたような
でもいつも
不安になったり
ちゃんと伝えられてるのかなとか
ちゃんとわかってくれてるのかなとか
疑いたくなってしまう
でもそれは
それ以上を君が求めてるから
そして逢うたび君が
新しい表情見せるから
やっぱりどこかで
君のこと一番好きなのは
僕なんだって思ってしまって
君は昨日より今日に期待してて
逢うたび僕を好きになっててほしくって
君が求める以上のそれを
全部全部伝えたいんだ
僕の気持ちは一瞬のきらめき
なんかじゃなくて
遥か彼方から君を照らす星なんだ
一番星ではないかもしれない
だけど
たくさんの君をつむぎだすよ
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実は原文から、ちょっと変更してる。
そりゃ見りゃわかる。
ぶっちゃけ、さっさと寝たかったから。
原文は、これをもとに推測してみて。
もう落ちるってときに、ポツッと頭に浮かんで、真っ暗闇のなか眼球だけ動かして “ 紙 ” の記憶をたどってみた。
──── これしかなかったわけです。
『誘拐 - KIDNAPPING - 』の作者である五十嵐貴久さん、一つの物語を書きあげるという苦労はわかってるつもりです。
出版社である『双葉社』さんにも、以下同文。
ごめんちゃい。
- 2009年2月24日 00:15
- Poetry