松田拓弥の想ひ全集

  • 436 松田拓弥より
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ホントの気持ち

2006年6月 1日 01:44

初めて見たよ あなたのそんなキラキラした顔 そして気づけば あなたの恋を応援してた だけどホントは私だけを見てほしい でも言えないよ そんなこと だってどっちも私のホントの気持ちなんだから 嘘もホントも強がりも このまま時が止まったらとか永遠だとか あなたを失うかもしれないとか きっとそんな不安も嘘になる だってホントはその全部なんだから 私はあなたのそんな顔がずっと好き だからどっちもホントなの キラキラしたそんなあなたを見ていたい ずっと ずっと ずっと ただ私がその理由になりたいだけ だけどそれは私の願いだから そんなあたなのそばにいられて 私はそれで幸せなんだから きっと幸せと願いって違うんだよね ほんの少しわがままになっちゃうだけなんだよね だけどホントは苦しいよ 切ないよ だけどホントに幸せなんだよ だけどどうしてなんだろ いつも涙があふれてきちゃうのは...

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Poetry
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いつか

「明日」

2006年6月 1日 00:36

なんかすごくマイッてるとき トコトコっとそばまでやって来て ふとキミが笑ってくれていた 見知らぬ子供の小さな手のひら 僕はキミに何をしてあげられるだろう キミはこうして笑ってくれて なんだか少し励まされて 僕はその手に何を乗せてあげられるだろう 明日またここへ来たら キミもまたここまでトコトコやって来て 今度は「どうしたの?」って首を傾げるのかな 「キミに会いに来たんだよ」って言ったら キミはまたあの笑顔を見せてくれるかな それとも明日は来ないのかな お母さんにその手を引かれながら お母さんの手を引っ張りながら 同じ笑顔で見上げてた みんなと離れていってしまうのに なんだかすごく嬉しそうだね その先にはきっと明日があるんだね だからきっと眠るのも怖くないんだね 名前も知らないその子の手のひら まだなにもつかめそうにないんだけれど なにもかもをつかめそうに大きく見えた 優しさだ...

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Poetry
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いつか

2006年5月31日 16:34

遠くで風が吹いていた はるか彼方で かすかな音が聞こえてきた 春だ 春が来る 桜が咲くんだ だけど僕は待っていた ただ待ってるだけだったんだ...

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Poetry
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いつか

いつか

2006年5月31日 13:49

あきらめムードの体のなかで 心だけが空を飛ぶ 夢のかけらを吐き捨てながら 最後の最後でため息も出る “あのころ”は今も“あのころ”のまま “いつか”はずっとそのままで 1つ1つを選びながら 確かめてから捨てていく “あのころ”はずっと“あのころ” のまま “いつか”は今も“いつか” のまま...

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いつか

stupid

2006年5月31日 10:25

一体なにが愚かなのか? 虚勢か? 無知か? 頭がいいように見られたい 賢いと思われたい センスがいいと思われたい カッコイイと言われたい 自分を愚かそうに演じることか? 自分の愚かさを隠すことか? できる限り流行は取り入れたい イイものが欲しい 高いものが欲しい ロクな大人になりたい 愚かな自分を知らないことか? なにが愚かなのかもわからないことか? それなのに こんな果てのない疑問符に ただただもがいてみることか?...

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いつか

NEWS PAPER

2006年5月31日 05:50

風に揺れる新聞紙 また今日という日が流れてゆく また今日が昨日になり 明日がいつの間にかやってくる いつかはいつかのままになる 僕はまた強がるだけで今日を越えた 自分の弱さを1つ1つ確認させていくように 自分の無知を自慢するように 自分のだけの物差しで 他人の尺度で 僕の歩幅を測ってる 自分の弱さは隠せはしない 強がることでそれを知る 自分が一番わかってる 人は弱さの結晶だ 強がることで崩れてゆく ムリをして それがいつの間にか馴染んでしまって 人の弱さにも気づけなくなる だけど強がることをやめてしまうと きっともう明日の新聞はやってこない 今日の日付を確認しながら 生かされている文字を追いながら 自分の無知を補いながら でも読み終わればすぐに捨てられるんだ...

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Poetry
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いつか

明け方なのか、夕方なのか

2006年5月31日 02:06

時計の針が2時をまわる もうどれだけこうしていただろう? 透けたような明日の輪郭 透かされたような昨日の影 ほんの短く喜んだり 長い廊下を歩くように悩んだり 隙間を埋める微笑みも 流れ去る時のなかでは凍りつくんだ そう 時計の針が僕の顔を ふっと通過するたびに 戻ることも戻すこともない過去にもがき 後悔のようにどっと押し寄せてくる明日に向かって 進んでゆく 進んでゆく 進んでゆく 老いるほどに若返っていくような この心と自由の意味をかけ違えて いつもあたり前のようにできていた ボタンが今日は見つからない いつの間にか首からぶら下がっていた 燃ゆる時間と消えゆく体 時が明日を灰にする 明日が過去を風に変える だけどどこへも運んじゃくれない ただただ巻き上げてくれるだけ だけど今はわかるんだ だって、ずっと起きてたんだから 全部時間のせいにして...

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いつか

三つ葉

2006年5月31日 00:18

そこにはたくさんの三つ葉がある 細い茎にただ葉っぱが3枚くっついている 寄り添うように そして守るように 普段はまるで気づきもしない そこを通りすぎるときは全部がただの緑色 もし1つが枯れていてもそれもきっと同じ色 急いでいるなら忘れている いつもあたり前のようにそこにあるんだ ある日 そこで四つ葉を見つけた たった1枚小さな葉っぱが増えただけ だけどたった1つだけ それは僕がその日に初めて改めて その存在に気づいただけ うつむいたまま歩いていたら ふっと気づけただけのこと 僕はそれを「幸せ」と呼んだ 風に揺れる三つ葉のなかで...

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いつか
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