風に揺れる新聞紙
また今日という日が流れてゆく
また今日が昨日になり
明日がいつの間にかやってくる
いつかはいつかのままになる
僕はまた強がるだけで今日を越えた
自分の弱さを1つ1つ確認させていくように
自分の無知を自慢するように
自分のだけの物差しで 他人の尺度で
僕の歩幅を測ってる
自分の弱さは隠せはしない
強がることでそれを知る
自分が一番わかってる
人は弱さの結晶だ
強がることで崩れてゆく
ムリをして
それがいつの間にか馴染んでしまって
人の弱さにも気づけなくなる
だけど強がることをやめてしまうと
きっともう明日の新聞はやってこない
今日の日付を確認しながら
生かされている文字を追いながら
自分の無知を補いながら
でも読み終わればすぐに捨てられるんだ
- 2006年5月31日 05:50
- Poetry
ランキング参加中なので。
単語連鎖
- あとがき : stupid
- まえがき : 明け方なのか、夕方なのか