チンする

まるで君
まるで僕

いつも表面だけを火傷するほど焦がすだけで
すぐに縮んでいくよに冷めていく

なんでもかんでも自分のなかに抱え込んで
自分勝手にスイッチが入ってしまう

なにも確認しないまま
なにも用意しないまま
冷えてもたとえ消化不良でも
それでも全部出てきたものは受け入れちゃうんだ
自分の覚めた部分も見えないうちに
相手の熱さに惹かれちゃうんだ

そして全部を知る前に
自分のなかでだけ決め込んじゃって
そのまますべてを捨ててしまう

ホントはそんな自分が嫌いなのに
たとえ素敵な未来が描けていても
傷つくことも怖くないなんて強くなれてたはずなのに

だけどみんな捨ててしまえば
辛くもなんともない
火傷だって忘れてしまえる
そんな自分も悲しかったり

いつもあっためすぎてしまうんだ

  • 2007年10月 8日 04:16
  • 松田拓弥
  • Poetry

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