松田拓弥の想ひ全集

  • 436 松田拓弥より
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カミナリ落ちた。

2006年6月21日 23:41

 停電だ……...

Category :
Diary
Tag:
いつか

雨だ……

2006年6月21日 02:52

雨だ…… 雨が降ってる 目を閉じて耳を澄ませば 君が歩く音が聞こえる 僕の心の輪郭をそうするように その静かな足音が僕の気持ちに波紋を呼ぶんだ そっと弾ける君のその一歩から 苛立つほど優しいその雨音に打たれながら 自分の腕にそっと頬を預けてみる ただ僕はこうして眺めているだけだけど やまない雨は降ってもこない だけど今はそれすら疑ってしまうほど こんなにも降ってる 雫を追えば目を閉じろと言われているようで 地面しきりにまぶたが弾かれているようで きっとなんの変哲もない日によってはただの雨で みっともないとかみんなの目とかも関係なく 浴びるように一歩そこへ踏み出してたり 雨宿りできる場所を探してそんななかを歩いていたり ふと顔を上げて「雨だ」とかつぶやいてたり 吸いこまれるよに無性に独りを感じながら きっとどこかでみんな一緒と安心してる だけど淋しいよ 洗われてゆく鞄の汚れや ...

Category :
Poetry
Tag:
いつか

木洩れ日広がる静かな森

2006年6月21日 00:26

歩きだして初めて気づく先の長さ 立ち止まって初めて気づく進む早さ 振り返って初めて気づく長い道のり なにかの覚悟を固めるように 自分に強く言い聞かせていくように 一歩一歩を踏みしめながら寄り添ってきた 伝える言葉のなにひとつ忘れないよ よそ見でみつけた果てない森や そこに輝く木洩れ日に 迷うことを恐れながら きつくその手をにぎり合った 涙が流れてしまうほど 流れた涙に気づけるほど 僕らは遠くないんだね 理由は僕であってほしい 覚悟はいらない 恐怖もいらない 涙なんてもういらない 気持ちだけを携えて一緒に坂を下りていこう 不安定な路だから 離れなければ迷わないさ そして初めて気づいた強さと弱さ...

Category :
Poetry
Tag:
いつか

「閉じ込められた」はウソだった

2006年6月17日 00:32

 いやぁ~、かわいいなぁ~と思った。  まあ、警察まで巻き込んじゃったのはちょっとマズったけどね。  ってか、そうなる前に親のほうも、ちょっと子供の言葉を鵜呑みにしすぎたんじゃね??  心配するのはわかる。  僕だってもしそんなこと子供に言われたら……いや、そんときはたぶん、警察に連絡する前にもう、自分が血眼になって探しに奔走するだろうな。  でも、けっこうそういうのってなんとなくわかるもんなんじゃねぇの??  “怒られる”と思ってついた嘘なんて、僕が子供んときはまるで通じた試しがねぇ。すぐバレた。  嘘をつくのは、子供のころからけっこう上手なほうだったと思う。  でも、自分の親にだけは通用しなかった。  まあ、必死とあらば、子供ほど演技のうまい役者はいないだろうけどさ。  ジェイミー・フォックスもまっつぁおだ。ヒラリー・スワンクも生き返るだろうさ。  とはいえ、仕事でやって...

Category :
Diary
Tag:
いつか

自分のためにだけ

2006年6月16日 23:37

 でもやっぱり違ったみたいだ…  自分のためにこうやって毎日まいにち飽きもせず書きつづけてたのは、それは確かだ。  だけど、それだけじゃない。自分に向けてだけじゃなく、人に伝えたいことがあるから、こうやって書いてる。  それに気づいた。  自分のためだけに書くのなんて、やっぱり書いててつまらないし、息が詰まる。だからこうやって、たいしてわかりもしないホームページってやつを作ってそこに書いてってるわけだ。  見てほしい、わかってほしい、伝えたい、伝わってほしい、そう願うから、こうやって書いてるんだと思う。  “自分のためにだけ”?  今日はその文句がおかしかった。けっこう文句の垂れ流しは多いけど、ちょっと笑えた文句はこれぐらいだと思う。  まあ、変えたのはだいぶ前だけど、それにはっきりと気づいたのは今日だった。今日ほど自分がバカだと思えた日はなかった。  伝えたいことがたくさん...

Category :
Essay
Tag:
いつか

大きな公園

2006年6月16日 00:36

思いきりこいだブランコから 両手を上げて飛び降りた 何度も何度もただ同じことを繰り返してた 足の痛みも省みずに楽しさだけが飛び跳ねた だけど今じゃ足の痛みや手前の柵 どれだけ遠くへ飛べるかよりも こぐのをやめたり飛べなかったり 着地点の安全ばかりを頭のなかで計算してる 遠くの木々では葉っぱが揺れて 滑り台では子供が笑って 砂場の端にお母さんが座ってて 柵のこちらに僕がいる 負けたくなかった どこまで高くこげるのか どれだけ柵を超えられるのか 誰より遠くに飛びたかった 背中だけを見せつけたくて 僕の目の前にはいつでも だだっ広い公園だけがあるように みんなの声が聞きたくて 振り返ったらいつも誰かがいるように いつでも胸を張れるように...

Category :
Poetry
Tag:
いつか

ONE

2006年6月15日 17:22

ここに「嘘」が1つだけある ある人には傷になるだろう またある人には愛にもなるだろう だけどそれを転がす人には 単なる1つの「嘘」でしかない どう転がっていくんだろう 糞になるかもしれない 花になるかもしれない 肥料になっても咲き誇っても 果たして意図した場所まで届くんだろうか だけどここにあるたった1つのこの「嘘」は どこかできっとなにかの種になるのだろう そしてたどり着いたその場所が きっと最初に願いを込めた最後の意図となるだろう...

Category :
Poetry
Tag:
いつか

……

2006年6月14日 13:36

涙を流すことによって、なにも見えなくなるのならそれもいい あなたのことも見えなくなるのだから 募る思いもいつしか消えることでしょう 涙が渇いて、空に昇り、あなたの元に降り注ぐことだってきっとある そのときは私の思いも一緒に届けてほしい...

Category :
Poetry
Tag:
いつか
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