松田拓弥の想ひ全集

  • 436 松田拓弥より
  • コメント 36 もありがとう

HA!!

2006年6月14日 01:15

「日々成長していきたい!!」 <あんた、カッコいいこと言うね> 「なにを成長させるの?」 「自分!! やっぱり日々精進だよ…自分を磨きたい!!」 <いいこと言うね、あんた> 「最近どうよ? 日々どっか成長してる?」 「う~ん…そういうのって自分じゃわからないものじゃない?」 <なるほど> 「自分のどんなところ成長させたいの?」 「すべて!!」 <ほほう…カッコいいなぁ~> 「んじゃ、自分のすべてを成長させるには、どうしたらいいの?」 「そりゃ日々精進でしょう!! 努力する!!」 <たしかに…> 「努力って、一体どんなことしてるの?」 「ああ…図書館行って本読んだり、習い事も始めたし、通信教育もやってるし…まあ、毎日できることを少しずついろいろやってるよ」 <…それ、ずっと前から言ってるね…> <…でも、それが大切なのかもね…>...

Category :
Essay
Tag:
いつか

2006年6月13日 22:11

ガンガン眠い… 眠り王子は、眠ってばかりで眠り姫との結婚を断念… 親が言う。 「生きてるうちに、自分の孫の顔が見たいねぇ~…」 じゃあ、見れるまで死ぬな。...

Category :
Essay
Tag:
いつか

葛藤

2006年6月13日 19:52

自分は“違う”ってきっと誰もが思いたい だけど思えば思うほど 自分も同じなんだと思い知る なにもどこも違わない “普通”って言葉が好きになれず それを人に確認しながら そんな自分を否定してる そんな自分は退屈なんだと “自分らしさ”を模索しながら いつも結局模作なんだと すぐに折れてしまう自分にもがく そんな細い柱にしがみついてしまう 自分が築きあげてきたものには いつでも合格点をあげてやりたい だけど自分と他人を比べるほどに なんの根拠もない劣等感にさいなまされて 今度は“自己満足”って高い壁を築きあげてく そしていつの間にかできていた 隙間風に肩を震わせ 腹をすかして 見えなくなった外を気にして その自分だけの庭のなかではなにもかもが 人の気持ちでさえそう決め付けて それすら自己満足と押えこむんだ 自己満足や自分らしさの額を飾って 想い出話や他人のアルバム眺めるように そ...

Category :
Poetry
Tag:
いつか

最後の雪

2006年6月13日 08:38

もう春はすぐそこなのに みぞれ雪が降ってきた 晴れかけた地面を濡らし また木々の枝葉がうつむいてゆく 傘の下で肩を震わせ ふとかすむ景色に立ち止まる 季節はずれと思いながら この季節の最後にもう一度 色褪せてゆくかもしれない だけど忘れることもない 新たな季節の幕開けに もいちど思い出させてよ 今ここから最後の冬を見送るよ 最初の春の風に吹かれて...

Category :
Poetry
Tag:
いつか

2006年6月13日 03:05

“愛”だとか“平和”だとか あまりに規模が大きすぎて “永遠”だとか“自由”だとか 途方もないことのように言うけれど きっとそれらはみんな みんなのすぐそばにあって 石ころみたいに転がってんだ だからもしかしたら そういうもので傷ついてしまったり 見つけたのは自分の靴の裏だったりしたとき きっと自分には手に入らないとか ずっと遠くて見えないものとか 考えてみたところでわからないとか そうやって自分で隠してしまってるのかもしれない 自分の命が永遠じゃなかったり 真実なんてものがなんなのかもわからなかったり 愛を愛と呼べなかったり それすら疑問に感じたり なにもかもを“人それぞれ”と求めることをやめてしまったり 答えは1つじゃないと割り切ろうとしながらも 1つの答えを求めてしまって ひょっとしたら永遠にバラバラなものに 細かく分類しようとしてるのかも 愛も平和も宗教も誰もが唯一を...

Category :
Poetry
Tag:
いつか

男のゴールは結局、セックス。

2006年6月12日 22:08

- 男が恋をするのは、女の口唇 -  女の人は、恋をすると肉体的にも若返るという…  そしてきっと、そこにはゴールなどない。 男は肉体的なそれよりも、愛のほうが早く老いる… だが、男にはゴールがある。終わりがある。...

Category :
Essay
Tag:
いつか

気取った子供の鼻歌

2006年6月12日 13:39

真っ赤に染まった夕闇が 不安や孤独を携えて あっちの空からやって来る ドシーン ドシーン 大きな足音響かせながら 地面が揺れて胸が震えて 恐怖と期待が頭をもたげる こっちの空にもまたたく星 Truth Truth 夕陽や夜に震えることもなくなるのかな 事あるごとに足がすくんで 静寂 沈黙 立ち止まって 自分の鼓動をしばらく聞いてる クソったれ こんな自分もいつかは愛せるのかな 好きな歌の真似ばかりさ 簡単なのしか選ばないコードを弾きながら 結局それしかできないと 嘆きの歌詞を口ずさむそんな自分をはじき飛ばして 目の前であぐらをかいてる現実のなかへ バカヤロー こんなはずじゃなかったとごまかす鼻歌 そんなものも愛せるときがいつかは来ると...

Category :
Poetry
Tag:
いつか

陽だまり

2006年6月12日 07:53

手をつないで歩く 風当たりは強くなる だけどあったかいんだ 指をからめて影が重なって 歩調を合せて手のひらも 結びつきも強く感じる 歩き慣れた道も 見慣れた顔も ずっと変わらず見つめてゆこう 公園のベンチで座って話そう 誰かが連れてる大きな犬 しがみつくような小さな手 笑いながら眺めていよう そしてまた二人そろって 同じ場所へ一緒に帰ろう...

Category :
Poetry
Tag:
いつか
Search
Feeds
ランキング
人気ブログランキング

人気ブログランキング

にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村

BlogPeople

BlogPeople:自分/自分のこと

BlogPeople:人間・哲学/人間考察

BlogPeople:芸術・文学/小説家予備軍

Creative Commons License

Creative Commons License

Creative Commons

トップへ戻る