気取った子供の鼻歌

真っ赤に染まった夕闇が
不安や孤独を携えて
あっちの空からやって来る
ドシーン ドシーン
大きな足音響かせながら

地面が揺れて胸が震えて
恐怖と期待が頭をもたげる
こっちの空にもまたたく星
Truth Truth
夕陽や夜に震えることもなくなるのかな

事あるごとに足がすくんで
静寂 沈黙 立ち止まって
自分の鼓動をしばらく聞いてる
クソったれ
こんな自分もいつかは愛せるのかな

好きな歌の真似ばかりさ
簡単なのしか選ばないコードを弾きながら
結局それしかできないと
嘆きの歌詞を口ずさむそんな自分をはじき飛ばして
目の前であぐらをかいてる現実のなかへ
バカヤロー
こんなはずじゃなかったとごまかす鼻歌

そんなものも愛せるときがいつかは来ると

  • 2006年6月12日 13:39
  • 松田拓弥
  • Poetry

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