2006年5月の文章リスト
“ 2006年5月 ” 分の文。
In My Time
たくさん笑えた。
気持ちよかった。
どうしても忘れられないことってたくさんある。
そう。
どうしても、忘れるには悲しすぎる笑顔がたくさんある。
人の笑顔が、こんなにも人に笑顔をもたらしてくれること。
忘れるには悲しすぎる。
- 2006年5月13日 13:47
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ゆっくりと
死を待ち
心揺れて
絶望 失望
ただひたすら死に向かって生き急ぐ
きっとそこには何もない
何も見つからない
きっと誰もが何かを探し歩いてる
光
心揺れてふたたび
忘却 喪失
生きることのつらさを抱えて生き急ぐ
でも急いだからって それが早く見つかるわけでもない
死はきっとゆっくりと光のように射しこんでくるのだろう
来るなら来い
ぼくは急がない
- 2006年5月12日 23:01
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simple
人の多い景色には慣れていない。
知らない人ばかりの景色にはなじめない。
そういうときに孤独を感じる。
知ってる人のあいだでも孤独を感じる。
自分だけが笑えない。
自分の役割を自分で決めて、自分でそれを下手に演じることより、
訳もわからずそこに紛れてヘラヘラしていたい。
でもそれができない。
いたってシンプルだ。
笑えないから、笑えない。
俺はそこまで器用じゃない。
そんなに人間できてもいない。
時と場合を考えるのも、そのときの時と場合による。
出逢いを出逢いと受け止める。
別れを別れと受け止める。
シンプルだ。
そのまんまだ。
その裏側を読もうとすれば、自然と、その裏の裏が自分のなかで湧いてくる。
きっと気持ちなんてシンプルだ。
複雑にいろいろくっつけようとするから、ややっこしくなってしまう。
いたってシンプル。
笑いたきゃ、笑えばいい。
怒りたくても、笑えばいい。
ごまかしてんじゃないんだって。
笑っていきたい、ただそれだけ。
自分の笑顔、人の笑顔。
それが一番シンプルな、俺が生きてく道の上。
- 2006年5月12日 08:08
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たったひとりのひと
僕のこの小さな胸は
いつも伝えたい言葉であふれてしまう
必死にとめてた涙みたいに…
あなたは泣いてたね…
笑ってもいたよね…
あなたはずっと僕の横顔を見つめてた…知ってるよ
僕はまっすぐになんて見れなくて
あなたの瞳は 僕には優しすぎるから…
別の景色を眺めては
なんでもよかったんだ
僕はそこで何もかもをゆがめてしまってたんだと思う…
あなたへの気持ちも…
僕の気持ちも…
でもまたこうして普通にあたり前のように
そんな関係でおしゃべりできるようになったんだね
僕は本当は嬉しいんだ 嬉しいんだ 本当に嬉しいんだ
今は一番身近な人に思えるんだ
今正直に言うよ
最後に見送ったあなたの小さなうしろ姿が
あのころの僕にはとても淋しくて
ホントは消えてしまいたいとさえ思ってたんだ…
もっとずっとそばにいてほしかったのに…
あの日に飲み込んだ涙が
今は後悔と一緒に同じ涙に変わってる
孤独と自由は違うんだって そう
あなたが教えてくれたんだ
僕はもう独りなんかじゃないんだね
だってあなたがいてくれるんだから…
霧雨みたいなあなたのぬくもり 音もなく降り注いでは
僕の心に小さくあたたかな余韻を残して…
いつものひとりきりの帰り道
そう 2度目に逢ったとき 僕は「風邪」と言ったよね
涙がこぼれてしまいそうだったんだ
曖昧な微笑みであなたの心配そうな眼を隠したね
もっとあなたに素直になれれば
もっと早くこの気持ちに気づけたはずなのに…
あなたに逢ってちょっとだけ人に優しくなれた
なにかをどこかで許せた…そんな気がした
自分以外のひとをこんなにも深く愛せるなんて
自分でも知らなかったことだったんだ
それもこれも何もかも あなたのその微笑み
僕のことなのに 誰よりも詳しいあなたの心が教えてくれた
「ありがとう」
「本当にありがとう」
ほかの誰より大切なあなたに 今なら素直に言えるよ
僕にも「たったひとりのひと」がいる
涙…涙…って何度も何度も繰り返してるね
あの日あなたが流したあの涙と一緒に抱きしめてくれたこと
あのころの僕にとってはなによりの言葉として心の奥に響いたんだ
こうして今あなたへの想いをつづりながら
今も涙をこらえてる
過去は過去で 照れも涙も 傷も全部
みんなそこに置いてきぼりで
いつかは青く澄んだ空の下で
手と手をとって ふたり並んで歩きたい
話したり話さなかったりよそ見しながら
- 2006年5月11日 21:37
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心の季節
もしキミが
このまま振り返らずに去ったとしたら
僕もきっと
このまま振り返らずに歩きだすだろう
また1つの季節のなかへ…
夜はまた影を伸ばして
次の朝に溶けるのをただじっと待っている
でもキミとの別れは次の朝にやってきた
出逢ったあの日と同じ太陽の下に立つキミが
今はうしろ姿の影を伸ばして歩いてく
「さよなら」の意味を見つけた僕は…
キミとの季節を探してる
キミとのすべてが想い出に
キミとのすべてが季節のなかに
心の季節にあふれるキミは
今はもう新しい季節の光を浴びてるんだね
もしキミと
また新しい季節のなかを歩けるなら
きっと僕も
振り返らずに去っていった君のうしろ姿を抱きしめられる
心の季節をもう一度…
キミのすべてがめぐる景色をかすませて
季節を1つに結んでく
すべてが同じに見えた季節のなかにも
キミが見せた花の写真が季節の色を塗りかえていた
キミと過ごした心の季節は
ずっとずっと僕のなかでめぐるだろう
- 2006年5月11日 02:49
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ぬふぉ~。
徹夜でバイトに来ておるが……
さすがにもう目ん玉がピークを迎えようとしてるらしい。
ベロも出てきた。
雨も降ってる。風も強い。
パンツの中だけびしょ濡れだ。
本日、『サンクス』で“牛乳が好きな人のメグミルク”という乳が売られていた。その下の段には普通の“MEGMILK”が立っていた。
とっても気になった。
買ってみた。
で、今飲んでみてる……
パンツの中までまろやかだ。
私は深爪。
白い部分がまるでない。
削るたびにさらに削るもんだから、どんどん深爪まっしぐら。きっと加藤さんもマッツァオだろう。
もうここまでくると橋爪と呼んでみよう。
パンツの中まで深爪だ。
最近とってもおもしろい夢を、よく見る。
ホントにとてもおもしろい。
ベリーナイスにインタレスティーノだ。
今度は虹をねじってみようか。
君はサイテーだ。
僕もサイテーだ。
自分もそうだからってそんなことを言ってるわけじゃない。
自分もそれを認めてるからって、相手に同じことをしていいってことはない。
自分を傷つけてるんだから、相手も同じだけ傷つけていいなんてこともない。
かといって、人を傷つけてしまったからって、自分を傷つけるなんて必要もない。
いいもんはいいように、サイテーなもんはサイテーなんだ。
咲いてぇ~。
咲いてぇ~。
言葉はそれを発した人の真意に関わらず、そのときの自分の気分や環境によって響きが違う。
言葉なんてのは、それを聞く人がいてくれれば、話す側の真意なんてものは二の次の次の次の次なもんだ。
いよぉ~し、じゃあ今度はサラダを食おうか。
- 2006年5月11日 01:45
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ぬくもり
ふぞろいな草が風を受けて揺れている
風にも名がない 草にもない
あてもない風に揺れる名もない草
なにかを待ってるわけもなく
なにかを追ってるわけでもなく
ただそこで揺れている
今日の風を受けては明日も風に吹かれてる
ただの情景描写と思うけれど
きっとそこになにかが重なり
自分にしか見えない景色が映しだされる
壊れかけた映写機に途切れたいつかの時間を呼んで
色褪せた心のフィルムを起こさせる
流れはじめた映像にはいつもの情景
道 車 交差点
人 友達 恋人たち
自分の部屋のちょっと大きな窓ガラス
そしてそこから見えるありふれたいつもの景色
いつもの景色とすれ違うたび
僕はなにを重ねるだろうか
なにがそこに重なるだろうか
いつもの見慣れた景色なのに
いつも違うと感じるときがある
そんなことがある
そこにはきっといつもの景色なんだけど
いつもはそこに映らない何かがそこに映ったかもしれない
だけど
いつもそこを通りすぎては忘れてく
家に帰って部屋に戻れば いつもの景色
必死になって探すけれどいつもの景色に安心して
自分の好きな音楽だけを聴き鳴らして
その耳にはそれしか聞こえなくなってしまう
風に色はないけれど 草に名前はないけれど
今はみんなの吐息に色がつく
見えない風は冷たいけれど
凍えた両手に白いマフラー巻いてみる
きっとなによりあたたかい
それを僕はこう呼ぼう
なによりあたたかい「ぬくもり」と…
きょうは色づく吐息に人のぬくもり見えた気がした
あしたはなにを重ねてしまうだろう…
- 2006年5月10日 20:56
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大きな木の下から
最近、寝不足が過ぎるようだ…
ふたたび血尿の嵐が訪れる…
まあ他の病気を煩いはじめたのかとも思ったりもしたが、そんなことはどうでもいいのだな…
学びたいときは全力で学ぶのみ。
遊びたいときは全力で遊ぶのみ。
眠るときは、がっつり眠るのみ。
働くときは手抜きせずに全力でぶつかるのみ。
失敗も多い。
涙の跡は、なんとか笑顔でごまかして、人生の苦い汁は外にぶちまけることなかれ。
それはまるで青汁のごとし…美味くはないけど、体にはいいらしい…きっと丈夫な体を作ってくれるさ。
強くなれる。
歌いたいときは、全力で歌うのみ。
踊りたいときは、全力で踊るのみ。
考えるときは、全力をだして集中して考えるのみ。
観る、聴く、嗅ぐ、触れる、しゃべる、感じる、なんとなく。
愛するときは、出し惜しみせずすべてを委ねてみたいから…
欲張りになることもある。
あれもこれもと、いろんなものに手を伸ばす。
だけど、どれも中途半端で、姿が見えるだけで、触れることができずにいた。
でも、伸ばしたその腕を引っ込めることなかれ。
目覚めても忘れない夢を、その胸に秘めているのなら…
人は、人として、人のために、人らしく生きていきたいと願う。
たとえ、この大木の下で疲れ果てようとも、きっと少しの休憩なら、まわりだってそんなに変わってない。
そこには、ほんのちょっとの休憩をとってる“自分”という存在が、1人不足してるのだから…
自分にはそんな価値はないと感じてしまう日も、きっとあるだろう。
違う。
でも、それは違う。
“自分”こそが、その“価値”なのだから。
そんな価値はないなんて思わないで。
そんなふうに感じないで。
その大木の下に伸びる木陰の居心地がいいのなら、自分の好きな歌でも口ずさんでいたらいいんだ。
きっとそこから見えるまわりの景色も、ほんの少し休憩をとるはずだから。
人は、人として、人のために、人らしく生きていく。
- 2006年5月10日 19:51
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