人の多い景色には慣れていない。
知らない人ばかりの景色にはなじめない。
そういうときに孤独を感じる。
知ってる人のあいだでも孤独を感じる。
自分だけが笑えない。
自分の役割を自分で決めて、自分でそれを下手に演じることより、
訳もわからずそこに紛れてヘラヘラしていたい。
でもそれができない。
いたってシンプルだ。
笑えないから、笑えない。
俺はそこまで器用じゃない。
そんなに人間できてもいない。
時と場合を考えるのも、そのときの時と場合による。
出逢いを出逢いと受け止める。
別れを別れと受け止める。
シンプルだ。
そのまんまだ。
その裏側を読もうとすれば、自然と、その裏の裏が自分のなかで湧いてくる。
きっと気持ちなんてシンプルだ。
複雑にいろいろくっつけようとするから、ややっこしくなってしまう。
いたってシンプル。
笑いたきゃ、笑えばいい。
怒りたくても、笑えばいい。
ごまかしてんじゃないんだって。
笑っていきたい、ただそれだけ。
自分の笑顔、人の笑顔。
それが一番シンプルな、俺が生きてく道の上。
- 2006年5月12日 08:08
- Poetry