今すべての人を失ったら
僕はひとりになるだろう
ホントにたったひとりで孤独になる
悲しいかな?
淋しいかな?
でもどっちがつらいかな?
誰もが僕のなかにいるだろう
いつも楽しいことだけ想いだして
楽しいときには忘れてしまって
だけど触れたくて
おしゃべりしたくなってしまって
想いだすことがつらくなってしまうだろう
僕にとってはみんなでも
その人にとってはたった1人の僕かもしれない
それを無視はできないし忘れないから
もしホントに今みんなが消えてしまったら
だけどそうじゃないから
こんなこと考えては比べてしまうんだろう
どうかな?
ホントにそうかな?
今みんながいてくれるからこそ
そんなことを想像なんてしちゃうのかな?
だけどつらいときも楽しいときも
孤独を手放しきれずにいたりする
なにを自由と呼んで
なにを孤独と感じてしまうのか
だけどこんなことを考えながら
吸ってるタバコの煙のように
いつか忘れてしまうなら
きっとそのいつかはすぐに来るだろう
失うことを知らない今だから
その前に自分を消そうなんて思ってしまうんだろう
みんなが流してくれるかもしれない
たくさんの涙に安心したり 期待したり
振り向いてくれることも
声をかけてくれることも
あたり前のようにしてくれるから
僕はいつもそこに寄りかかって
のん気にタバコなんて吸いながら
煙のような想像ばかりを吹かしてしまうんだろう
不安になることでさえ恐れながら
そうなることがないように祈りながら
- 2006年5月30日 10:45
- Poetry
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