"Poetry" にまつわる文章のリスト

カタチ

「家族が大事」

人は言う

でもまた別の人が言う

「“家族”にもいろんな“カタチ”がある」

僕は言う

「だけど、そこにあるものは何も変わらない」

  • 2006年4月25日 13:08
  • 松田拓弥
  • Poetry

For

なんでだろう
どんなに深く傷つけられても
どんなに涙を流しても
嫌いになれずに 今も
まだ自信を持って好きと言える

いったい何ができるだろう
いくつも流れた涙の数だけ
想い出のなかに
何を受け取ることができるだろう
この胸の奥にたくさん詰まった
そう みんなのために

つらいときとか嬉しいときとか
そんな一瞬の影みたいな時間じゃなくて
ずっとずっと重ねてきた永い永い時間のなかで
涙の数よりたくさんの
想い出のために何ができるだろう

だけどわたしは変わってく
今までもこれからも
わたしはあなたを嫌いになるために
時を重ねたわけじゃない


なんでだろう
どんなに声をからしても
どんなに涙を流しても
わたしの声は届かない
いつも心のなかで叫んでる

いったい何ができるだろう
声はなにも嗄れなくて
心だけが枯れてゆく
勇気がなくて怖くて不安で
この胸の奥にたくさん詰まった
そう 自分の気持ちのために

楽しいときも悲しいときも
そんな一瞬ばかりを結んできたけど
ずっとずっと重ねてきた永い永い時間のなかで
涙の数より笑顔の数よりたくさんの
わたしの気持ちがあった

だけどわたしは変わってく
今までもこれからも
わたしはわたしを嫌いになるために
時を重ねたわけじゃない


夜空に浮かぶ星たちも
なにも変えてはくれなくて
子供のころには乗れた月も
今では少し色褪せた
小さな小さな景色のなかに


いったい何ができるだろう
いくつも流れた涙の数だけ
想い出のなかに
何を受け取ることができるだろう
この胸の奥にたくさん詰まった
そう みんなのために

いったい何ができるだろう
声はなにも嗄れなくて
心がどんどん枯れてゆく
勇気がなくて怖くて不安で切なくて
この胸の奥にたくさん詰まった
そう ここにある気持ちのために

  • 2006年4月25日 01:11
  • 松田拓弥
  • Poetry

あなたへの手紙

夢は手を伸ばせば届くもの。

でも届かないから怖いもの。

目が覚めて、忘れた夢をもう一度…

届く前にその手を引っ込めたくなるほど怖いもの。

でもあきらめたくないもの。

あきらめきれずに残るもの。

夢の残骸、そこにはいくつありますか?

夢のかけら、手のひらでいくつ落としましたか?

もう一度拾い集めて、もう一度笑顔を取り戻してみませんか?

でもぼくにはそんな魔法は使えないから

自分自身に魔法をかけて

もう一度笑ってみてください。

もう一度笑顔を思いだしてみてください。

忘れかけた笑顔でも、まだ忘れたわけじゃない。

もう一度自分の笑顔にその手を伸ばしてみてください。

  • 2006年4月25日 01:09
  • 松田拓弥
  • Poetry

加減

加減ってやつを知ったのは、ちょっと大人になったころ。

加減を知らない子供たち。

でも、子供を離れていくにつれて、どれぐらい力を入れてもいいのかわからなくなっていった。

そして、ひとりでいるときは、その力の加減ができなくなる。

きっとひとりなら、思いきり叫ぶことができるし、思いきり泣けるだろう。

だけどひとりだから、それを伝える人がいない。

もしもひとりじゃないのなら、きっとそれはぼくにはできない。

だからぼくは大人になれない。

だからといって子供でもない。

ただ、いつまでも叫ぶのも泣くのも思いっきりやってたいだけ。

  • 2006年4月25日 01:08
  • 松田拓弥
  • Poetry

言い訳

いつも謝ってばかりじゃ
何も伝わってはこないんだね
優しいだけじゃ それも言い訳
それはきっと
もっと不安を大きくするだけなんだ
疑いたくもなっちゃうよ

それがいいのか悪いのか
どっかに落ちてた嘘を見つけて
そこからもっと嘘が増えてく
優しい嘘はもういらない

ズルいよ
優しさばかりを見せられて
その裏側の言い訳だけを隠してる

ねえ もっと傷つけてよ

  • 2006年4月21日 00:12
  • 松田拓弥
  • Poetry

Love is Dream

【 愛とは、目覚めたあとにも見れる、夢 】

  • 2006年4月21日 00:04
  • 松田拓弥
  • Poetry

恋はデジャ・ヴ

初めて君と出逢ったとき、そんな気がした。

目を閉じれば、いつもそこに。

やがて目を開けてみると、いつも同じ顔を崩さない。
運命だなんて見つけた夢が、今じゃまるで悪夢のように。

そして君はいなくなった。
だけどそれはなんとなく、僕も前からわかってたこと。

胸裏をかすめる君の表情は、今でもずっと同じ理由。
今になって気づかされた僕の知らない君の顔。

そしてまた、同じ気持ちが見つかるまでの旅に出る。
ただ、君に出逢う前の僕にまた戻っただけのこと。

  • 2006年4月20日 00:48
  • 松田拓弥
  • Poetry

泣いちゃうことって、弱さなの?

なんでもないよ
部屋の明かりに君の笑顔がにじんだだけ
いつもこの下で笑っていた君の笑顔が
ふと今だけその一瞬に
君のキスがよぎっただけ

なんでもないよ
写真に映った僕の顔にちょっと涙が浮かんでるだけ
弱くなったわけじゃないし強くなったわけでもない
悲しいわけでも寂しいわけでもない
ふと君との想い出に
僕の涙がかすんだだけだから

いつかは夢見た灯りのついた2人の道が
少しずつ少しずつ笑顔と涙に染まってゆくから
今はだれと歩くのかちょっと不安に感じてるだけ
そんなに大きな夢じゃないけど
ずっとそばにいたいだけ

だけどやっぱり強がりなんて言えないみたいだ
だけど君がいなくてつらいんじゃなくて
君と過ごした楽しい想い出に
涙があふれて止まらない
楽しいことを楽しいと
笑って泣けた時間の上で
今はそれが僕の気持ちに
君がくれたキスの上に
ほんの少し影を落とす

眠るときでも部屋の明かりを
ずっと消せない僕がいる

  • 2006年4月19日 06:15
  • 松田拓弥
  • Poetry

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