"Poetry" にまつわる文章のリスト
【永遠】の時を超えて
そばにいて
ずっと僕のそばにいて
声にならない言葉を集めて
キミの背中に呼びかける
そっとキミを抱きよせて
同じ涙が僕の胸に染みこんでゆく
キミは涙を見せないから
同じ気持ちを僕にも伝えてほしいんだ
もう涙はいらないよ
キミの頬が濡れるときは
きっと笑いすぎたキミの笑顔
もう涙はいらないよ
僕はずっとキミのそばに
キミの涙が流れる前に
僕が隣で抱き止めるから
聴いてほしい
僕が感じるキミのすべて
キミの幸せ 約束なんてできないけれど
キミのその手をつないでくれないか?
きっとキミは笑うだろうけど
同じ気持ちで僕を迎えてくれるなら
いつかキミと笑って過ごせるように
同じ言葉を僕はここで誓うから
【永遠】なんて時間は超えて
ずっとずっとキミと並んで
手と手をつないでまた1つ
その1つ1つを胸に抱いて
季節のなかを歩んでゆこう
いくつも夜を越えてゆこう
キミの涙に気づけるように
キミの涙がこぼれることがないように
もう涙はいらないよ
キミの頬が濡れるときは
きっと笑いすぎたキミの笑顔
もう涙はいらないよ
僕はずっとキミのそばに
キミの涙が流れる前に
僕がいつでもそばにいるから
キミの涙も悲しみも
キミのすべてを受け止めたいから
- 2006年5月 7日 20:40
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口実
それが今一番ほしいもの…
伝わりますか?
ここから一番離れた貴女に…
だけどそれは貴女からは一番近くて
ただ僕からが一番遠いだけ
僕の届けたい言葉が貴女のなかで実る季節があるのでしょうか…
貴女を想えば想うほど、僕のなかから貴女の影が消えてゆく…
そして、ぬくもりだけが広がっていく…
貴女に触れた指先から、静かに優しく激しく強く僕の…
貴女が何度も振り返ってくれるたび
僕はそっぽを向いてきた
でも今は違う…
そう、今はもう貴女と向き合うことができる
そこにしかなかった幸せ見つけた気がしてる
そんな気がしてる…
忘れるために言葉をこうして重ねてきたけど
いつまで経っても終わりがこなくて
今でもそれを探してる…
でも、それじゃダメな気がしてる…
でも今は、それもイイと感じてきてる…
それも1つの形なんだから
僕のなかに今でもそれが残っているのだから…
- 2006年5月 6日 23:34
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地図の上から
いつしか僕がここから消えたら
どこかに建った墓石には
どんな言葉が刻まれるのか
“たった5人の涙の結晶”
“ここで眠るためにこの世に起きて生まれた子”
“間違い”
“永遠なる安らぎを…”
いつか死ぬのはわかってる
だけどそれはわからない
ホントに限られた時間だけなのかもしれない
ホントに一瞬の映画みたいなものかもしれない
そんなの気休めにもなりはしない
だけど自分が生まれたことに理由なんてきっとない
それは生きてるあいだに自分で見つけるものだと思う
できればそれを刻んでほしい
“自分で理由を見つけた人”
だからそれまではやっぱり自分のベッドで眠りたい
もしもそれは明日見つかるかもしれないし
永遠の安らぎは生きてるあいだに見つけたい
たった5人でも涙を流してくれる人がいる
生まれてきたのは間違いなんかじゃない
こうして生きてるあいだにいっぱい悩んで
いっぱい泣いて たくさんつらい思いをして
自分を死ぬまで閉じ込める死という檻のなかで
そこで死ぬまであがいてみても 叫んでいつかはイカレても
その手錠は解けないわけだし
生きていくには希望が欲しい
砂のような唯一の願い
幸せになりたいと自分の胸に言い聞かせる
それが何よりのたった1つのホントの願い
だけどそれも曖昧で
自分だってはっきりとはわからないまま
いつものように彷徨い歩く
それがどこにあるかもわからずに
印もきっとなにもない地図を手に
白紙の地図が人生だ
自分の海も そこへと流れる自分の川も
自分で地図を作ってくんだ
そこに何を描くのかも どんな名前をつけるかも
地図を手にしたその日から
道はどんどんできてゆく
どこかのゴールを探すより
いつかまたそこに戻れるスタートを求めて
- 2006年5月 6日 21:58
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僕の恋
いつもどおりの朝を迎えて
キミとのことを考えた
もうキミはいないから
もっと近くにキミを感じた
キミに伝えた「ごめんね」は
今は自分への慰めでしかない
涙を流すうつむくキミの長い髪に
僕は指先さえも触れられずに
そして僕は歩きだして
だけど僕は進めないまま
今もキミを想ってる
未練だけじゃないこと
それは僕が一番わかってる
いつもと違ったキミの声
そんなに弾んだ声がキミらしい
僕には忘れられない笑顔とともに
キミの指に結ばれた細いリング
それはキミが歩きだして
そこで見つけた新しい季節
今は幸せそうにキミは笑う
あの日の涙は嘘だったの?
そんな僕を許してほしい
本当に大切な人は
失って初めて気づくと誰かが言ってた
それは知ってた わかってた
失うことが怖かった
愛してるから別れたわけでもない
愛することが怖かったんだ
本気になれた恋だから…
きっと本気になりすぎて…
そして僕は歩きだして
だけど僕は進めないまま
今もキミを想ってる
未練だけじゃないこと
それがきっと僕の恋
- 2006年5月 6日 18:58
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ときどき
よく晴れた月曜日
君と過ごす殺風景な街中で
時計だけが急かすように数字を変える
僕らはすぐに手と手をつないで
次の場所へと走ってくんだ
ときどき僕は時計の針を戻してみたり
だけど僕らが望むようには進まなくて
交差点でにらめっこをして
二人だけで笑ったね
君の買ったばかりのサンダルが
置いてきぼりになったとき
僕が拾ってまた置いてきぼりは君の脚に
ちょっと気取った僕に合わせて
君もちょっぴりお姫様
二人だけの月曜日
ときどき僕はテレビを見ながら思うんだ
「曇りときどき晴れ」なんて
曖昧すぎて待ちきれないから
「曇りときどき君の笑顔」
そんなホントに小さなことでも
僕は幸せな気持ちになれるんだ
独りになるのがさみしいのは
単に僕はひとりでいると時間ばかりが過ぎていって
他にはなんにもする気がしなくて暇なだけで
そんなときに君の笑顔が欲しくなる
君といるとなんだかすごく楽しいんだ
君がいないと僕は独りがさみしいんじゃなくて
単に僕が暇になるんだ つまんないんだ
だから君と一緒にいたいんだ
「強がり」だなんて言わないで
素直な気持ちを欲しがるけれど
いつか舌を抜かれたって君といたい
それが僕の楽しみなんだから
僕はときどき思うんだ
君がもし僕のそばを離れていったら…
僕はときどき思うんだ
君ともし僕がずっと一緒にいれたら…
だけどそれはそのとき考えよう
だって今は君が僕のそばにいるんだから
- 2006年5月 6日 12:08
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古びた時計
君の過去は 僕にはわからない
ふとこぼれた涙のせいで伝えているの?
君の恋は 僕は知らない
傷ついてなにかいろんなものを失って
それを埋める涙なの?
だけど君の過去もきっと誰かを傷つけているんだよ
だけどそれを浮き彫りにさせた涙なの?
僕になにができるだろう
きっと僕にはなにもできない
だけどその君の傷や過去や何もかもから
君の居場所を守ってあげられるように
強くなろう
僕は強くなろう
君は君のままでいい
僕には君が必要だから
君のそばに
ずっとそばに
そこにいさせてくれるかな?
- 2006年5月 5日 14:47
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つぼみ
何をそこで待っているの?
新しい時の流れを
新しい季節の訪れを
ただじっと…
ただじっとその場所で…
色のついた景色を彩る
小さな花も小さな笑顔も
季節が変われば消えてゆくの?
雨あがり 虹が架かる
どんな花が咲くのかな?
心の季節に咲いた花
まだ見ぬ花びら空に乗せて…
青い空にかかげた夢
見上げた雨は 夢の雫
木漏れ日結ぶこずえのほとり
子供たちが輪になって
本気で笑えた心のつぼみ…
いつその手を放したの?
花びら1つ またひとひら
心の季節に咲いた花
さようなら 心の季節…
忘れることができなくて
もいちど手と手と結んでみたい
あの日のつぼみは今も開くことはなくて
つぼみのままで雨に打たれる毎日で
花咲く季節が心の奥で開くとき
いつかのその日につぼみは小さく花開く…
『つぼみのついた心の季節と花咲く季節の心のつぼみ』
- 2006年5月 5日 10:40
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no rule
元気だせ!!
理由なんて何もいらない
元気だすにも楽しく生きてくことにだって
ルールなんてありゃしない
ただ笑って過ごせりゃそれでいい
たとえ沈んだ太陽が
もう2度と昇ってこなくとも
そうなりゃそこに浮かぶ月明かり
それで楽しく踊りゃいいんだ
その日暮らしでたとえ明日がこなくても
今日を楽しめる自分だけの心があるさ
心がはじけりゃ本気で歌える
曇った空から落ちてくる雨の雫も音符に変わる
元気だせ!!
元気だせよ!!
元気が出なけりゃ怒ってやるよ!!
本気だして笑ってみようよ!!
本気だせば笑えるさ!!
笑顔にも涙にもルールなんてないんだからさ!!
- 2006年5月 4日 08:09
- Poetry
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