僕の恋

いつもどおりの朝を迎えて
キミとのことを考えた
もうキミはいないから
もっと近くにキミを感じた

キミに伝えた「ごめんね」は
今は自分への慰めでしかない
涙を流すうつむくキミの長い髪に
僕は指先さえも触れられずに

そして僕は歩きだして
だけど僕は進めないまま
今もキミを想ってる
未練だけじゃないこと
それは僕が一番わかってる


いつもと違ったキミの声
そんなに弾んだ声がキミらしい
僕には忘れられない笑顔とともに
キミの指に結ばれた細いリング

それはキミが歩きだして
そこで見つけた新しい季節
今は幸せそうにキミは笑う
あの日の涙は嘘だったの?
そんな僕を許してほしい


本当に大切な人は
失って初めて気づくと誰かが言ってた

それは知ってた わかってた
失うことが怖かった
愛してるから別れたわけでもない
愛することが怖かったんだ
本気になれた恋だから…
きっと本気になりすぎて…


そして僕は歩きだして
だけど僕は進めないまま
今もキミを想ってる
未練だけじゃないこと
それがきっと僕の恋

  • 2006年5月 6日 18:58
  • 松田拓弥
  • Poetry

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