よく晴れた月曜日
君と過ごす殺風景な街中で
時計だけが急かすように数字を変える
僕らはすぐに手と手をつないで
次の場所へと走ってくんだ
ときどき僕は時計の針を戻してみたり
だけど僕らが望むようには進まなくて
交差点でにらめっこをして
二人だけで笑ったね
君の買ったばかりのサンダルが
置いてきぼりになったとき
僕が拾ってまた置いてきぼりは君の脚に
ちょっと気取った僕に合わせて
君もちょっぴりお姫様
二人だけの月曜日
ときどき僕はテレビを見ながら思うんだ
「曇りときどき晴れ」なんて
曖昧すぎて待ちきれないから
「曇りときどき君の笑顔」
そんなホントに小さなことでも
僕は幸せな気持ちになれるんだ
独りになるのがさみしいのは
単に僕はひとりでいると時間ばかりが過ぎていって
他にはなんにもする気がしなくて暇なだけで
そんなときに君の笑顔が欲しくなる
君といるとなんだかすごく楽しいんだ
君がいないと僕は独りがさみしいんじゃなくて
単に僕が暇になるんだ つまんないんだ
だから君と一緒にいたいんだ
「強がり」だなんて言わないで
素直な気持ちを欲しがるけれど
いつか舌を抜かれたって君といたい
それが僕の楽しみなんだから
僕はときどき思うんだ
君がもし僕のそばを離れていったら…
僕はときどき思うんだ
君ともし僕がずっと一緒にいれたら…
だけどそれはそのとき考えよう
だって今は君が僕のそばにいるんだから
- 2006年5月 6日 12:08
- Poetry