"Poetry" にまつわる文章のリスト

ネクタイ

一緒にいることに慣れてしまった恋人どうし、そんな2人を包む時間の流れが早まるように、たった1人、見上げた空の雲の行方に結ばれて、こんな言葉を綴ってる。

…慣れてしまうと、真昼の星…

  • 2006年5月 4日 05:47
  • 松田拓弥
  • Poetry

my way

振り向きもせず
ただがむしゃらに
ただ夢中に
走りつづけた

時の砂浜
寄せては返す
時の海原
満ちては引いて

登りつめた階段に
ただ息を切らして
ただ汗を流して
そこから景色を眺めてた

ここから見える何もかもが
僕のすべてと思いこんでは
疲れを忘れてまた走りだす
今ある景色がすべてじゃない
繰り返される僕の旅
僕だけの僕が選んだこの旅路

走る

  • 2006年5月 3日 12:43
  • 松田拓弥
  • Poetry

MY BOOK

本屋さんで本を手に取る。
なんとなくだ。
理由なんてない。
意味なんてものもない。

1度読みはじめてしまった本を、その途中で読むのをやめるなんてできはしない。
先が気になる。
これからどうなる?
たとえそれまでが退屈な話でも、それを知っているからその先も知りたくなる。
何があるかわからない。
神すら知らない先がある。
そのなかを進んでいる人にしかわからないものがある。
そのなかを進んでいる人にしかわからないことがある。
その物語には、神の出てくる光の幕はどこにもない。
本に名前を呼ばれたわけじゃない。
だれかに頼まれたわけでもない。
理由なんて何もない。
意味なんてものも、きっとない。

ページを、その1枚をめくるたび、物語も1枚先に進んでゆく。
ページを1枚めくるたびに、先に進める。
そこには先がある。
まだ知らない先がある。
笑えることもあるだろう。
泣くことだってあるだろう。
ほんの小さな感情を重ねるだけのその上で、その1つ1つで大きくなってくものもある。
忘れたことも、思いだせる。
そこにしおりを挟んで、ちょっとページを戻せばいい。
もし別の本を見つけたら、そっちを読んだあとでも遅くはない。
夢中になって読みすぎて、いつか疲れてしまったら、しおりを挟んで休めばいい。
しばらく読まずに置いておいても、いつかまた、きっとそこをめくるだろう。

先が気になる。
たったそれだけの小さな1つの気持ちだけで、どんどんどんどん先へ進める。
だけどやっぱり途中で閉じたくなる日もある。
だけどやっぱり先が気になる。
そしてまた1枚のページを進めてゆく。

もしもそれがあるならば、その後悔はすべてを読み終えたときであってほしい。
そしてそれは、その本を最後まで読み終えてしまったことであればいい。
また今日もこの本のページ1枚めくり、そして、
この物語の気になる先を知ってゆく。

  • 2006年5月 3日 09:01
  • 松田拓弥
  • Poetry

月明かり

夜空に浮かぶ月が消えかかる

ほの暗い明るさだけを残して

月が空から消えてゆく

朝がくるのか?

陽射しを待ってるわけではない

ただ月を眺めていただけ

眺めていたいだけだった

もう何本めかの煙草の煙もその輪郭だけを撫でてゆき

濁ったような月のなかを踊りだす

強すぎず 弱すぎず

遠い彼方で静寂を

遥かな場所から沈黙を

夜の不安を優しく照らす

暗闇ばかりじゃないってことを

色ある僕の細い細い吐息さえも

このほの暗い明るさのなかでも伝えたいこと

声嗄れるまで歌いたい

胸張り裂けるまで泣いてみたい

どこからともなく僕のそばで凛と鳴く虫のように

涙ににじむ陽射しのような月明かり

この月のような優しさをこの胸に

伝えたいことこの胸に

伝えたいことその胸に

涙の雫は月の上に

消えない影は時の上に

  • 2006年5月 3日 02:57
  • 松田拓弥
  • Poetry

けむる月よ

深く深く吸いこんだ煙草の煙を細く長く
ふとした夜空に浮かぶ月
なにをそんなに照らしだすのか
淡くぼんやり優しく輝く月明かり

僕の残した足跡は街灯伝いに濡れていて
月の明かりは届かない
そう ここには届かない


僕もなにを照らすのか
僕はなにを照らせるか
きっとなにも照らせない
いつもなにかに照らされてるだけ

けむる月よ
この道はどこへと続いているのか
僕をどこへ導いてくれるのか
それともどこにも導いてはくれないのか
きっと答えはどこにもない
この道の先にも そこを曲がった脇道にも
いつだって突き当たる前に曲がってしまう
そして答えは1つじゃない
道もきっと1つじゃない


路地裏にだって月の明かりは届いてる
そこを淡くぼんやり優しく照らす明かり
いつかは見つける 見つけられるその明かり
でも消えてくれていたのなら
次の朝へと時間が少し早く進む


けむる月よ
今はまだ僕の道を照らしておくれ
けむる月よ
いつの間にかと早く空から消えておくれ

  • 2006年5月 2日 23:58
  • 松田拓弥
  • Poetry

明日の想い出

忘れるには、まずは、思いだすこと。

思いだすのがつらいなら、忘れることもつらい。

忘れることは難しい。

キレイに忘れるなんてできないかもしれない。

忘れた気になるのは簡単でも、気持ちを忘れるのはいたく難しい。

過去がなければ、想い出がなければ、今はない。

私の過去が未来の私を縛るなら、そんな昨日もそんな明日も必要ない。

できることなら、想い出のなかにだけ生きていたいと願うから。

明日もそうなるようにと生きてゆくだけ。

私の明日よ、そうであれ…

  • 2006年5月 2日 19:19
  • 松田拓弥
  • Poetry

キミに逢えたら

夜空に舞う星のきらめき
いくつキミに重ねたろう
きっと逢える
その日までの永い夜に…

月の雫がまるで太陽の光ように
見上げた時計を照らしだす

もしいつかキミに逢えたら
数えた夜を 重ねた朝を
そのとき時計に刻みこんで
僕らの時を心に結ぼう


逢えないことはわかってる
逢えないところにいるんだから
いつかは消える
その日までの永い道のり…

キミへとつづく風のそよぐ道しるべには
花が咲いて色づきはじめる

もしいつかキミに逢えたら
今はまだ見ぬキミの微笑み
心のそばで色鮮やかに
キミの笑顔が花になる
涙なんかに変わらぬように…


キミに逢えたら
僕の気持ちを打ち明けよう
キミに逢えたら
この詩をキミに捧げよう
もしいつかキミに逢えるその日がきたら
僕がキミに歌をうたおう


それが今の僕にできること
キミに逢えたらできること

  • 2006年5月 2日 09:35
  • 松田拓弥
  • Poetry

LOVE & PEACE

手をつなごう
空と大地がつながるほどに
手をつなごう
人の心が結ばれるように
平和を願う気持ちと
愛がほしいという気持ちと
なにより大切なもの
手をつなごう
抱きしめ合うよりキスよりセックスよりも
まずはみんなで手をつなごう
それが一番の麻薬になる
みんなが望む【LOVR & PEACE】を信じるために
手をつなごう
手をつなごう

  • 2006年5月 1日 22:55
  • 松田拓弥
  • Poetry

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