キミに逢えたら

夜空に舞う星のきらめき
いくつキミに重ねたろう
きっと逢える
その日までの永い夜に…

月の雫がまるで太陽の光ように
見上げた時計を照らしだす

もしいつかキミに逢えたら
数えた夜を 重ねた朝を
そのとき時計に刻みこんで
僕らの時を心に結ぼう


逢えないことはわかってる
逢えないところにいるんだから
いつかは消える
その日までの永い道のり…

キミへとつづく風のそよぐ道しるべには
花が咲いて色づきはじめる

もしいつかキミに逢えたら
今はまだ見ぬキミの微笑み
心のそばで色鮮やかに
キミの笑顔が花になる
涙なんかに変わらぬように…


キミに逢えたら
僕の気持ちを打ち明けよう
キミに逢えたら
この詩をキミに捧げよう
もしいつかキミに逢えるその日がきたら
僕がキミに歌をうたおう


それが今の僕にできること
キミに逢えたらできること

  • 2006年5月 2日 09:35
  • 松田拓弥
  • Poetry

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