初めて君と出逢ったとき、そんな気がした。
目を閉じれば、いつもそこに。
やがて目を開けてみると、いつも同じ顔を崩さない。
運命だなんて見つけた夢が、今じゃまるで悪夢のように。
そして君はいなくなった。
だけどそれはなんとなく、僕も前からわかってたこと。
胸裏をかすめる君の表情は、今でもずっと同じ理由。
今になって気づかされた僕の知らない君の顔。
そしてまた、同じ気持ちが見つかるまでの旅に出る。
ただ、君に出逢う前の僕にまた戻っただけのこと。
- 2006年4月20日 00:48
- Poetry
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