松田拓弥の想ひ全集

  • 436 松田拓弥より
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お願い

2006年5月21日 23:54

愛することをやめないで 愛せることを止めないで 愛されること怖がらないで 愛されてること忘れないで...

Category :
Poetry
Tag:
いつか

長靴

2006年5月21日 22:09

「ホントおまえって、人の心に平気で土足でズカズカ入ってくタイプだよな、ホント」  考えた。  考えさせられた。  なんかちょっとだけ悩んだかもしれない。  ……でも、たいして深くじゃなかった。  たまたま出向いた先で、たまたま高校のときのヤツに会った。  挨拶だけして去ろうとの予定が、近くにあった店に入ることになっていた。そいつと一緒にいた女の子は帰っていった。ちょっと離れたところで傍観者に成り果てていた彼女は、最初は「は?」って顔をしてたけど、すぐにそいつの肩越しからこちらを覗きこむと、ケータイを確認してから、なぜだか納得したようにクルリと背を向けて歩いて行った。  そいつとはあんまり話したことはなかった。たまたま同じクラスになって席が隣になって、それから話すようになって、でも卒業するまでにはどちらからも話すことはなくなってた。  でも、そんなそいつが話すことは、そんなに軽...

Category :
Essay
Tag:
いつか

旅路

2006年5月21日 18:39

たとえ小さな一歩でも そこから旅は始まる 導きの手はなにもいらない ただ足の向いたところへ 自分の心が行きたい方へ きっと行ける 必ず行ける あなたの見つけたその場所へ あなたにしかないその場所へ つらいとき さびしいとき ふと涙してしまいそうなときは ちょっとだけうしろを振り返ってみてごらん きっと独りじゃないことを知る だれかの影が必ず見える だけどそれはあなたの旅路 だけど独りでいるんじゃない そのときのつらさだとか きっとその涙の理由も1つじゃない ちょっと遠くへ来すぎていても 二度とそばへ行けないわけじゃない そんな距離であなたをずっと見守っている ぼくはいつでもここにいる あなたから見てぼくはいつもそこにいるから...

Category :
Poetry
Tag:
いつか

恋人

2006年5月21日 13:55

ありきたりな挨拶交わしただけなのに それを運命だなんて呼んだりして バカらしいけど好きになって それを運命だったと信じたかった ありがちだった気持ちの言葉も いつもそればかりを伝えたけれど 飾りもつけずにカッコもつけずに きみもぼくに同じ気持ちを伝えてくれた ありがとう ぼくがきみに出逢えたこと ぼくの隣に座っていてくれた ぼくに笑ってくれたこと ぼくと一緒に泣いてくれた 歩き疲れた公園 2つおごりの缶コーヒー 晴れた日には傘の下で歩きまわって ポスター片手に映画を観たり ちょっぴりぼくは嫉妬した まばたきしても眠りが覚めてもきみがいた いつも置いてきぼりの旅行カバン 誕生日には恥ずかしそうに笑ってた ちょっとムリした銀のリング ありがとう ぼくがきみに出逢えたこと ぼくの手をにぎってくれた ぼくに笑ってくれたこと ぼくと一緒に泣いてくれた 「きみがぼくに教えてくれた」 これ...

Category :
Poetry
Tag:
いつか

存在

2006年5月21日 10:36

彼女が微笑みくれた 彼女はあんまり笑わない そんな彼女が笑ってくれた そんな彼女が笑ってるんだ そのときぼくはそばにいた ただそれだけだったんだ だけど彼女が笑ってくれた ぼくに笑ってくれたんだ...

Category :
Poetry
Tag:
いつか

No Cry

2006年5月21日 03:56

不安がそのまま気持ちになって 自分の弱さを知る前に 気持ちをあなたに伝えたくて 伝えたくて 伝えたくて だけどあなたは言うんだね 「もう泣かないで」 あなたがいてくれたから わたしは涙を流せた 今も ここで あなたのそばで それ以外はなにも求めていないのに 笑顔がそのまま自信になってく 自分の気持ちにまた気づく あなたの笑顔が嬉しくて 嬉しくて 嬉しくて だけどあなたは微笑むよりも わたしの笑顔を見たがった いつも見守っていてくれるから わたしは素直に甘えられた ずっと あのまま 抱かれていたかった 泣けたあとに見つけたやすらぎみたいに 涙も笑顔もわたしのすべてを受け止めてなんて言えなかった それはあなたにただわたしのそばにいてほしかっただけだから 深く抱きしめるより 優しい気持ちの言葉より ただあなたと同じ場所にいたかった 弱さとか強さとか 全部を隠してしまうより ずっと見...

Category :
Poetry
Tag:
いつか

いつかはそれを信じたい

2006年5月20日 07:39

人は、いつも目に見えるカタチを求めてしまう。 きっと安心するんだと思う。 科学で証明できないものは信じない。 そんな感じをテレビから吸収したりして。 あるいは、教科書の全部を埋め尽くすあのちっこい字がそうさせたのかもしれない。 人の価値を数字で刻む座標の上を歩くからか。 それはどっちに転んでも、「X」でも「Y」でも、目に見えなきゃ信じられない。 自分のこの目で見えなけりゃ、いつでもどこでも不安になる。 安心もイイけど、不安もイイ。 違う。 目に見えないからこそ、欲しくなる。 目に見えないからこそ、誰もが手にすることができる。 目に見えないからこそ、信じれる。 人は、それを手に入れてしまうと、やがてそれを忘れてしまう。 だけど絶対離さない。 それがあって、別のなにかも欲しくなる。 それは持っててあたり前だと感じてしまう。 目に見えても見えなくても、忘れようと憶えていようと、いつ...

Category :
Poetry
Tag:
いつか

心の羽根

2006年5月20日 01:51

きっと心のどこかには 小さいけれど大きくて 強い羽根がはばたいている きっと誰もつかまえられない もしも君の羽根を折ってしまっていたのなら ぼくを離れてまた空へ 大きな空へ飛び去ればいい もしも君の心の羽根が見つからないのなら ぼくが一緒に あの君の心の羽根を探してあげる きっとそこには自由があって 静かで大きな自由があって その羽根いっぱい広げることができると思う きっと幸せ見つけられるさ いつかは君も羽根と去っていってしまわないか 不安で不安で仕方ない 素直になれればなれるほどに もしもぼくの願いが叶うなら ずっと君をつかまえてたい 君のその羽根折ってでも きっと誰もが持っている いろんなものを背負いながら 心の羽根で大きな空を目指してる そしてきっと誰もがたどり着ける 雲があって雨が降って 君の羽根は濡れていた 空が落ちて雲が消えて 心の羽根が陽射しを受けた ぼくの羽根...

Category :
Poetry
Tag:
いつか
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