きっと心のどこかには
小さいけれど大きくて
強い羽根がはばたいている
きっと誰もつかまえられない
もしも君の羽根を折ってしまっていたのなら
ぼくを離れてまた空へ 大きな空へ飛び去ればいい
もしも君の心の羽根が見つからないのなら
ぼくが一緒に あの君の心の羽根を探してあげる
きっとそこには自由があって
静かで大きな自由があって
その羽根いっぱい広げることができると思う
きっと幸せ見つけられるさ
いつかは君も羽根と去っていってしまわないか
不安で不安で仕方ない 素直になれればなれるほどに
もしもぼくの願いが叶うなら
ずっと君をつかまえてたい 君のその羽根折ってでも
きっと誰もが持っている
いろんなものを背負いながら
心の羽根で大きな空を目指してる
そしてきっと誰もがたどり着ける
雲があって雨が降って
君の羽根は濡れていた
空が落ちて雲が消えて
心の羽根が陽射しを受けた
ぼくの羽根は見つからない
ぼくは羽根を見つけない
君がぼくの小さいけれど大きな幸せ
君がぼくの強い羽根
ぼくの羽根は折れちゃいない
でも
もしも君の羽根を折ってしまっていたのなら
ぼくを離れてまた空へ 大きな空へ飛び去ればいい
もし君の心の羽根が ぼくじゃ広げられないのなら
ぼくはきっとつないだ手さえ離すだろう
もしも君の心の羽根が見つからないのなら
ぼくが一緒に あの君の心の羽根を探してあげる
君のその心の羽根はぼくだけのものじゃない
君をずっとつかまえてたいと願うのはぼくの自由だけれど
心がまた自由の空へとはばたいてゆくのは
それは誰もが持ってる羽根なのだから
- 2006年5月20日 01:51
- Poetry
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- あとがき : いつかはそれを信じたい
- まえがき : 夕陽