山のようなビルのあいだに
また今日も陽が落ちてしまう
ぼくはいくつ夢を見るのだろうか
また眠りがやってくる
目を閉じて
いろんなことを考えながら
目を閉じて
静寂と闇のなかに身を委ねて
また目覚めたときには忘れるだろうか
生きてることを実感できるのだろうか
目覚めなければずっとそこにいられるだろうか
また夢が見たくて生きるのだろうか
眠り 祈り 憤り
いくつ夢を見るだろう
今度は悪夢か 正夢か
またいつもの見果てぬ夢か
そして今日も陽はまた昇る
- 2006年5月20日 00:05
- Poetry