- 436 松田拓弥より
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暗闇のチョークスリーパー。
2006年12月27日 03:37
……目覚まし時計が鳴りだした。 21時38分。 見ないまま目覚まし時計のてっぺんに設けられたボタンを押す。 スヌーズ機能で一時的に音が止まる。何分か後にまた鳴る。 そのまま反対側の腕を伸ばし、枕のそばの携帯電話を手探りする。 そのあたりに携帯電話はなかった。 ジャンバーのポケットに入れたまんまだ。 重い体を無理やり起こして、クロゼットの扉にかけてあるそこから携帯電話を取りだす。 ディスプレイを開く。 バッテリーが切れていた。 暗闇のなかまたベッドに戻り、枕に顔を埋めて下敷きになっている携帯電話の充電コードを探す。 見つけて携帯電話にプラグを差し込む。 いったん電源ボタンから指を離して、充電中の赤いランプがついたのを確認したあと、電源ボタンを押した。 電源の入る音が響いた。“切”ボタンを連打して、いくつかの起動画面を飛ばす。 アラームが終わったとい...
ふたりぼっち
2006年12月22日 03:24
君を憎むなんてことはしない けれど君を嫌いになれない自分が悔しい 泣きたいよ 泣きたい 思いきり 泣きたい でもやっぱり 淋しくなきゃ二人にはなれないよ 想い出だけでも痛みだけでも 強くはなれない 振り返れば二人ぼっち 立ち止まっても前を向いても二人ぼっち 笑顔と涙で優しくなれる どんなに自分を責めてみても どんなに傷を増やしてみても 想い出がいつも邪魔をして 一人ぼっち 泣き笑い 泣きたいよ 思いきり でもいつも泣いてばかりいた もしこの涙が枯れたら また元気になれるかな 不思議と淋しくないんだよ だから一人でいれるんだよ 一人でいたいときもある それとはちょっと違うんだよ 淋しくなきゃホントの二人にはなれないんだよ 泣きたいよ 思いきり 泣きたいよね 君のなかで...
独白
2006年12月19日 03:47
君を思って強くなった僕を見て 君が涙をためて訴えた 僕に描いた夢を 僕は言葉でおどけてみせた つかめそうでつかめない 空のように高く 雲のように低く 雨のように境目のない 言葉と言葉のつなぎ目を 笑みで埋めていくような でもなにもかもが 自分のため そのすべては自分のため 君の笑顔が見たいから もし心に傷が増えようとも 言葉の隙間は君が埋めて...
また再インストールの危機だろか。
2006年12月14日 09:21
おっとぉ~?? またWindows再インストールの危機かぁ~?? オイオイ、これでもうこのパソコン買って3回目ぐらいじゃねぇのって!! ここ最近、なにやら動きがおかしい…… ただスイッチ押して起動しただけなのに、完全に動くようになるまでに10分ぐらいかかるってこれ、おかしくね? しかも右クリックはできねぇ、マイコンピュータは開けねぇ、タスクバーは動かねぇ。 いやはや、まだまだパソコンに関する勉強が足りねぇなぁ~。 いやいや、完全に動かなくなる前に、ちゃんとバックアップとっとこう!! これぞまさに人間らしい学習機能というやつだ。 しかし、勘弁してくれよ…… いや、マジで。 オイ~~~~~~~~~~~~~!!...
なんとなく結露。
2006年12月13日 01:24
1日中、あの椅子に座ってパソコンをイジッてると、脚が動かなくなるようだ。 うちに帰って、いったんやり始めると、平気で10時間とか20時間とか超える。 で、椅子の上で体育座りとかしだすと、そのまま足が固まって、伸びなくなるらしい。 これは恐ろしいことだ。 そんなわけで最近、生活のリズムを変えてみた。 が、すぐに相変わらずの寝ないリズムに戻ってしまう。 うちに帰るっていうのが、まずいけないらしい。 家、あの部屋に帰ると、どうしてもおれを誘惑してやまない。 誘惑が多すぎる。 だから寝ない。 で、結局寝ない。 で、次の日も、そのまた次の日も、寝ないのだよ。 でも、バイトがあるから、そのあいだに寝てしまうわけだ。 たぶん、これでずっと家から出なくていい生活だったら、ホント寝なそうな自分が怖い。 これはむしろバイトに感謝すべきだろうか…… とはいうものの、...
感情と言葉
2006年11月29日 00:09
感情はすべて並列である。 ただ、それを表現する言葉が直列なだけである。 By 俺様。...
雪
2006年11月22日 19:02
雪が降ってきた 初めてなんかじゃないはずなのに いつも空を見上げてしまう 雪のない時季を僕は知らない まるでそれがないかのように 降っては溶けて またときがきたら降ってくる どんなにわずかな隙間にも すべての景色に降り積もる きっと僕の見えないところにも こんなにも憎いのに こんなにも美しい 所在なげに漂いながら まるで自分の居場所を探すように 彷徨いながら迷いながら やがて景色のどこかに落ちてゆく それでも風に揺れながら でもどこかへ吹かれることもなく 吐息と同じ色をしてる きっと同じ見えないものの結晶だから いつもまっさらな色で見えるものすべての上に降り積もるんだ まるで過去のように そしてそれは愛のように また雪が降ってきた そう……また雪が...
その先
2006年11月15日 18:29
人生、敗けてなんぼ。...