ふたりぼっち

君を憎むなんてことはしない
けれど君を嫌いになれない自分が悔しい

泣きたいよ
泣きたい
思いきり
泣きたい

でもやっぱり
淋しくなきゃ二人にはなれないよ

想い出だけでも痛みだけでも
強くはなれない
振り返れば二人ぼっち
立ち止まっても前を向いても二人ぼっち
笑顔と涙で優しくなれる

どんなに自分を責めてみても
どんなに傷を増やしてみても
想い出がいつも邪魔をして
一人ぼっち 泣き笑い

泣きたいよ
思いきり

でもいつも泣いてばかりいた
もしこの涙が枯れたら
また元気になれるかな

不思議と淋しくないんだよ
だから一人でいれるんだよ
一人でいたいときもある
それとはちょっと違うんだよ
淋しくなきゃホントの二人にはなれないんだよ

泣きたいよ
思いきり
泣きたいよね
君のなかで

  • 2006年12月22日 03:24
  • 松田拓弥
  • Poetry

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