松田拓弥の想ひ全集

  • 436 松田拓弥より
  • コメント 36 もありがとう

優しい風

2007年4月16日 09:16

きっと僕ら 真正面からぶつかりすぎてしまってたんだね 君の痛みも僕の痛みもそっちのけで そうすることでしかわかり合えないなんて思ってたのかな 時には疲れ果ててしまうほど ただ気持ちのままに向き合っていた それはきっとなにかを奪い合っていた 自由より気持ちよりもっともっと大切な 気持ちをぶつける言葉よりももっともっと いつも君は僕のことを聞きたがった そして僕は君のことを知りたがった 君を思えば思うほど 僕自身が消えていった ふとした瞬間、孤独なはずが いつも君はそこにいた 君がいる安心感から 自分自身と向き合うことを忘れてしまっていた 君もホントはすごく傷ついたんだろ 知らず知らず自分の痛みを君にぶつけてしまってた 感じたことをうまく声にできないままに 「わかってほしい」とは違う言葉で 僕もきっと同じ気持ちだなんて 君は欲しいものを期待するんだ 僕のなかに君を見ていて そやっ...

Category :
Poetry
Tag:
いつか

誇り

2007年4月13日 01:29

君のために僕は死なない きっと君の一生を 縛りつけてしまうから 僕は君の傷みになりたくない 「不死身」だなんて いまどき子供だって信じないような 全然笑えない冗談だけど 僕は本気で強がるよ せめて君を守れるぐらい いつもせっかちに動くくせに 必ずなにか忘れるところも いつも切りすぎる前髪も それを嘆く君の不安も なにもかもが好きなんだ 君が送りつけてくる君のすべてと 僕が描く君のすべてを 僕は全部受け止める 間違っていたっていい 君のかけらの何一つ そして君を支える一人ひとりが 僕にとって大切なんだ ふと立ち止まって君を想うと 君を僕を取り巻く人たちまで浮かんでくるんだ 背中や掌、時には声。 微笑んでたり考えてたり。 苦しんでいる人もいる。 いつか君が泣いたとき 僕は君を抱きしめるしか 受け止めることぐらいしかできなかった 自分でもバカだろうなと思えるほど君のこと。 君のこと...

Category :
Poetry
Tag:
いつか

時代

2007年4月11日 06:29

なにもかもが光も当たらず その下を影のように漂っている それさえどこにもとどまることなく 移ろいながら太陽のようにまた昇る なんだかんだ言ったって いつも時代に翻弄されて生きている なにを見てもなにをしても つかんでいるのはいつもその影でしかない 世界を変えた大発明も デカい夢を実現させた天才も たまたまそのとき雲の隙間に お天道様があっただけさ 通り雨 気まぐれで悪戯で ねずみのようにすばしっこくて そこにいる人間でさえも その長いしっぽで巻いてしまう ヒットチャートに並ぶ歌も いつかは「古い」と笑われながら やがては“時の人”と呼ばれながら 記憶からも消えてしまう でも棚には別の誰かの笑顔がある 中古になって涙も笑顔も手から手へ 知らないことはいつも新鮮に今度はさらに映えるんだ そしてまた誰もが口ずさむ歌になるんだ あらゆる才能も誰もが知る偉人たちも 時代のなかで選ばれた...

Category :
Poetry
Tag:
いつか

2007年4月10日 01:14

なんだかやけに天気がいいけど 今日はなんとなく君と閉じこもって過ごしたい 話そう 君を話そう 僕の知らない君の過去も 君が描く未来の姿も 君のすべてを見つめていよう 知らないことを話すとき そして聞くとき 君はなにかを思い出そうとするように なにもないところを見上げるね そして少し猫背になって 嬉しそうに笑うんだ 少し寒いと木洩れ日のように差し込む窓際へ 子供のように這っていくのも今は恥ずかしくないんだね 凛とした顔立ちも隙のないたたずまいも 君の内面までは隠せないさ そやって自分だけで勝手にどこかへ行ってしまうのも 突然まったく関係のないことを考えては話しだすのも いつも僕の腕から離れたあとで 決まって僕に微笑みかけるんだ 君は窓の外のなにかを眺めてる 僕は君に寄り添ってそっとその背中を抱きしめる 君は僕のその腕を見つめながら 掌でゆっくりなぞって手をにぎる そしてまたなに...

Category :
Poetry
Tag:
いつか

パンツの穴

2007年4月 9日 07:29

いつも裸になってまたそれを手にとったときにふと気づくんだ 風が通るためでもなければデザインでもなく いつの間にかできてるんだ お気に入りや贈り物や 思い入れの強いものにも いつの間にかできてるんだ みんなみんな擦り切れていく そして知らず知らずのうちに そこだけなにもなくなってるんだ 一度大なり小なり見て見ぬフリをして ここのところの忙しさとその日の結末を口実にしていても そんなことは忘れてるんだ 新しいのを買ってきたり、また誰かにもらったり それまではなにも脱げなくなってしまうんだ たとえ後悔するとわかっていても でも今度はなにを隠すためなんだ? いっそ裸のままになって包み隠さずいたほうが あっちブラブラ こっちブラブラ 恥も自信も積み重ねてきた経験も いつだって自分次第で脱ぎ捨てられる紙一重なプライドだけ失くさなければ その日その日をラクに楽しく過ごせそうな気がするんだ ...

Category :
Poetry
Tag:
いつか

愛しい日々

2007年4月 7日 00:23

愛のないセックスのように 思いつくすべてを試せるような めくるめく快感はないけれど 愛する人とのセックスのように なにもかもを出し尽くせるほど 絶対と言いたくなるような安らぎもないけれど ただ繰り返されるだけのような 凪いだ生活を愛せるようになってきた 繰り返すだけの毎日を繰り返しに また朝を迎えてる そしてまた眠るんだ また同じ明日を繰り返すために また同じ人に会って 「おはよう」と「またね」でつなげてく 「好き」や「愛してる」を約束に変えて また来る明日に今日を見てる 気づけばいつも同じ道の上を走ってしまっているように そこに行けば安心がある 向こうからはやって来てはくれないけれど そんなときは自分から行ってしまうんだ ただ人を見てても飽きてしまう ただ外を眺めていても疲れてしまう 夢見たようなきらびやかな世界じゃない むしろ色褪せたような寂びれた景色だ 行きもしない来も...

Category :
Poetry
Tag:
いつか

それなり

2007年4月 5日 00:53

見た目以上に冷たい地面 鉄のような煙を上げる道路 うろこのように黒茶けた樹皮 乾いてる 求めてる そして飢えてる 必死になったことがない がむしゃらに働いたこともない あきらめるのも早い そのくせ捨てることはできないでいる 歩くのが速い人には ついていこうともしなかった 僕がやることはいつもそれなりで 人にはムダだと言われがちなこともやってきた 食えない道草を探しながら 遠いのか近いのかもわからないまわり道をした でもそれはそれで 今の僕にそれなりの役には立ってると思う 誰かがそれをムダだと言ったって 僕にとってはそのすべてが今になっている なにもかもがつながっている つなげてくれる たとえそれはもしかしたら自分にすら取るに足らないかもしれない だけどなにか1つが欠けてしまってもダメなんだ 捨てきれない夢も破れた恋も 壊れた絆も色褪せてゆく想い出も 自分に自信が持てないでいる...

Category :
Poetry
Tag:
いつか

五円玉の穴から見えた世界

2007年3月30日 02:22

新たな出逢いを受け入れるたび その未来に待ち受ける傷 傷つくことで新たな出逢いがめぐるなら 今はそれも愛おしい 桃 日陰 三日月 そしてまた白い季節 人はそれを何で計るんだろう? 時間や涙、つながり、本能。 いろんなもので感じてる 価値観や経験、夢や希望。 同じもの、似たものを見つめる互いの瞳が映しだす狭い世界。 広い世界に生きながら、ひとにぎりの人だけを探そうとする 求めれば求めるほど 世界がどんどん小さくなってしまいそうで 入口だけを無理やり広げようとしてしまうんだ ホントはガラスのように硬くてもろいのに ホントは今にも壊れてしまいそうなのに 見た目だけ偽ることでそれをもっと強くした ムダに歩きすぎてしまったみたいだ 時にそんなことを考えた くたびれた道標すら見当たらないような場所 これまでだって矢印どおりに進んできたわけでもないけれど それがないと不安になるんだ それが...

Category :
Poetry
Tag:
いつか
Search
Feeds
ランキング
人気ブログランキング

人気ブログランキング

にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村

BlogPeople

BlogPeople:自分/自分のこと

BlogPeople:人間・哲学/人間考察

BlogPeople:芸術・文学/小説家予備軍

Creative Commons License

Creative Commons License

Creative Commons

トップへ戻る