君が言う淋しさって
その言葉の裏に隠れてる
そう吐き出せる相手への安らぎ
きっと望みどおりになるだろうっていう期待
そんなありふれた安心なんだね
ちょっとしたことですぐ君は淋しくなる
誰がいても誰といても
君は独りのときと変わらない
人ごみのなかにいるときも
独りぼっちでいるときも
感じる孤独は一緒なんだ
きっと君が言う淋しさって
求めたいろんなものを
少なからず伸ばしたその手で
つかんでこれた人が抱くものなんだと思うんだ
だからきっと君が言う本当の淋しさって
もし求めたものに手が届かないとき
もうホントにどうしようもない孤独を避けるための
もっと弱くて儚い不安なんだね
声にして伝える言葉の裏側にいつも
もっといろんな気持ちをすりこませては
時には全然違う意味を持つような
想いを確認しようとする
論理的でも根拠もなく
ただ自分が導き出した答えにおさまるように
でもホントの孤独を感じてほしい
ホントにそうなるその前に
- 2007年5月 5日 17:49
- Poetry
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