淋しさ

君が言う淋しさって
その言葉の裏に隠れてる
そう吐き出せる相手への安らぎ
きっと望みどおりになるだろうっていう期待
そんなありふれた安心なんだね

ちょっとしたことですぐ君は淋しくなる
誰がいても誰といても
君は独りのときと変わらない
人ごみのなかにいるときも
独りぼっちでいるときも
感じる孤独は一緒なんだ

きっと君が言う淋しさって
求めたいろんなものを
少なからず伸ばしたその手で
つかんでこれた人が抱くものなんだと思うんだ

だからきっと君が言う本当の淋しさって
もし求めたものに手が届かないとき
もうホントにどうしようもない孤独を避けるための
もっと弱くて儚い不安なんだね


声にして伝える言葉の裏側にいつも
もっといろんな気持ちをすりこませては
時には全然違う意味を持つような
想いを確認しようとする
論理的でも根拠もなく
ただ自分が導き出した答えにおさまるように


でもホントの孤独を感じてほしい
ホントにそうなるその前に

  • 2007年5月 5日 17:49
  • 松田拓弥
  • Poetry

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U 2007年5月12日 03:27

本当の孤独って何?

あたしにはわからない。

淋しさに特上なんてない。

松や竹も梅もない。

もっと単純で乾いた感じ。

Takuya Matuda 2007年5月16日 00:16

 “本当の孤独”とは何かって?



 それはきっと誰にもわからないさ。ましてや俺様なんかにわかるはずもない。



 きっと誰もが、ホントにそうなるその一歩手前あたりで思いとどまってんだと思ふ。



 というより、ホントにそうなっちゃうかもなんていうのを感じた瞬間に、もうそこを避けられるように動いてるのかもしれないな。



 意外にも、頭で考えて理解できないことも、心は考える前にできてることってあるかもしらん。



 もしかしたら、淋しさを感じれるってこと自体が特上で、松であり竹であり梅であり、単純でシンプルで乾いてて潤ってる証かもしれんよ?



 淋しさを感じれるってことは、きっとどこかで、ぬくもりを感じられてるってことかもね。



 「淋しい」って伝えられること、それが特上のぬくもり。

 もしかすると、それを伝えてくれた相手にとっても。

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