まっしろい空
雲だなんて思ってんだろ?
でも違う
これ全部僕の思いだ
目が覚める直前て
まぶたの裏がまっしろなんだ
ドギツい緊張感じたように
これから今日が始まるぞって
昨日までの暗い影を
今日に落さないように
と
実際なにも感じてない
ただまた今日が始まっていく
いつもなんとはなしに抱えてる
自分の優しさ感じてる
だけどイキがって強がって我慢して
だけど淋しさぶつけられる場所もなくて
感じた怒りの矛先は結局いつも自分に向いてる
いつも気がつくみんなの優しさ
それにいつも自分も応えようとはしてるんだ
だけど一生懸命がんばっちゃう
がんばってがんばって がんばったら
自分だけが優しいなんて
がんばる必要なんてないなんて
優しさなんて
なんてね
いつも新しい朝を迎えるたびに
変わってない自分と向き合うんだ
がんばれなんて言われたって
もうこれ以上なにをがんばれるの
弱さを見せても強さを見せても
誰にもすがりきれないんだから
きっと白いままでいられるのなんて
いっそ自分を丸ごと偽っていられるときだけなんだ
少し楽になってみるよ
いつも満点あげられる自分であろうなんて
そんなこともう疲れちゃったよ
そんな自分を探していくのも飽きちゃったし
たまには空を見上げてみなよ
きっとなんも変わってないから
だけどわかってるよ
昨日よりもほんの少し
自分に優しくなれればいい
- 2007年5月 9日 00:46
- Poetry
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