もう一度、もう二度と、1日を。

ふと思いだすんだ
たった一度君とそばにいて永遠を願った1日を


あのまますべてを奪い去って
つないだまま離れずにそのままどこかへ逃げていたら


うしろ指をさされようとどんな傷を負おうとも
今もそばにいれてるのかなって


そして二人で笑って過ごせているのかなって
泣き虫だった君なのに


君は最後に囁いた
無言で僕に愛の言葉を


あのとき君はなにを見ていた?
僕のなかになにを感じた?


そして一度も振り返らずに去っていった
また僕のいない日々のなかへ


きっと心のどこかに僕をしまって
今はだれのそばにいるのかな


いつも泣いてばかりの君だったけど
今は笑って過ごせてるかな


君に永遠を願ったあの日
きっと僕はそれを手にした

  • 2007年5月 1日 01:46
  • 松田拓弥
  • Poetry

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