もう君を愛せないよ
どんなに言葉で伝えても
どんなに君を抱きしめたって
君の瞳は僕のことを通り抜けて
どこか別の 僕の知らないところを見てる
これまで何度も好きと言わされて
何度も好きと言ってきたけど
素知らぬ顔で君は前と比較する
なにもかもを忘れたように
変わらない人はいないと言ったけど
君は変わらないものもあると本気で僕を非難したね
だけど僕は今 それを痛いくらい感じてる
都合がいいのはわかってる
でも今は君の言葉を信じたい
いつの間にかお互い変わってしまったのかな
離れていっても寄り添い合っても
いつもキスのできる距離にいたら
些細なことには目を閉じてしまうのかな
愛してほしい
僕を愛してほしいんだ
またその瞳のなかに僕を映してほしいんだ
なんだろう
すごくわがままなんだよね
わかってる
君はあんなにそばにいたいと言って
いつか涙を流して僕の袖を引っ張ったのに
一人の時間もほしいだなんて
君がいたからできることも多かったのに
僕一人じゃこんなにもいろんなことが淋しく思える
でもホントわがままにはなりきれないほど好きって気持ち
愛してる
君の言葉が僕のなかに響いていたんだ
君となら手放しで笑えたんだ
- 2006年5月27日 03:06
- Poetry