豆電球
ランプ
灯台
街の街灯
蛍光灯
ペンライト
ヘッドライト
スポットライト
サーチライト
月
太陽
そして星
時代の底には時間という名の川が流れ
そこを泳ぐ魚のように多くの文明が築かれた
ただの砂を金に換える
錬金術師はいつになったら現れるのか
時は繰り返されるという
悪戯のように風の向きが変わるからか
名刺がわりに年を差し出す
だけど人は忌み嫌う
いつか宇宙が地図になったら
その尺度は時間になるのか
どこかの地図上ではかつてこの国が呼ばれたように
この惑星はいつか「黄金の星」と言われているかもしれない
- 2006年5月25日 00:30
- Poetry