やがて距離は時間で計るという
光の速さで進める範囲
時間で計る長い道のり
そして軌跡を残す光の尾
だけど光に速さはない
気づくか気づかないか
そこにある光に気づけるかどうか
きっと答えはそこにある
闇のなかでは光はきっと見つけやすい
求めるからだ
光のなかではきっと気づくことはない
求めなくてもあるからだ
闇を恐れる
光を求める
似ているようで違ってる
きっとそれは違ってる
織姫と彦星は闇のなかでも輝いている
光の速さじゃ計れない
時間の流れは問題じゃない
そこにはそんな距離がある
そこはきっと闇じゃない
目を閉じても光があれば
それが一番速い光
それが一番速い時間
それがきっとあなたの光
- 2006年5月24日 12:55
- Poetry