いつも後悔なんてしたくないと言い聞かせては
いつも後悔ばかりをそんなふうに繰り返してた
涙を流す自分の姿が先に見えた
顔を背けるむこうの景色がそこにはあった
幸せはいつもむこうにあって
届きそうで届かない
悔しくてほんのちょっと背伸びして
見えないむこう側を見ようとしてる子供のように
「もういい大人」と自分につぶやきながら
たとえ1つだけだって
幸せこの手につかんでみれば
また1つむこう側に見えた気がする
そしてそれが欲しくなるんだ
幸せはいつもほんの少し先にある
だからぼくらはいくつもの幸せをつかんでいける
後悔が今またあとからやってきても
先には希望が待っている
そうなんだ
後悔は
むこう側にまた1つ幸せを見つけられることなんだ
始まりだ
あの日後悔しなければ今の幸せはなかったんだ
- 2006年5月22日 02:36
- Poetry