この震える胸のなかで

他人の視線が時にまるでトゲのように
人の心の片隅にほのかに開いた花びらを
雨が大地をたたくように突き刺してゆく
理解できない 目には見えない
形などない
多くの人の心の花をそこに集めて
どこかにあいた穴をふさぐ
むこうが見えず隙間もトゲに埋められて
うしろの人の心の花から1つまた1つと雫が伝う
それはやがて自分へと そして前の人へと
心の穴に気づくことなく人は先へと生きてゆく
他人の心の雫を受けてそれをそのまま伝えてゆく
人は心の奥底で他人の傷みを抱えてる
どこかでは人の傷みをわかってる
孤独にもその傷みを一緒に抱えて生きてゆく
うしろの人のトゲを伝って自分の胸へ
そして自分の胸から前の人へ
でもそれはやがてトゲを突き刺すことのできない
誰かの心のなかで途切れてしまう
もっと大きなトゲを残すだろう
深く多くの心へ食い込んでゆく
だれもが誰かの傷みに気づいてあげられる
でも誰もがそれに気づかぬフリをしているだけ
自分も傷みを同じところに抱えているから
きっと誰もが抱える心の傷みがあるのだから

  • 2006年5月 8日 21:00
  • 松田拓弥
  • Poetry

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