"Poetry" にまつわる文章のリスト

真夜中のデート

もうすぐだ
ほら もうすぐだ
時計を針を見つめてた
そして 12時
時間だ

心のなかに君を描く
小さな恋のおまじない


まだダメだ
まだ まだダメなんだ
もっとずっとこうしてたいんだ
やがて どうして
時間か?

心のなかで君をなぞる
ぼんやり夢をもてあそぶ


朝が繰る
またもう一枚ページを開いて
ほら 続きの時間がやって来た
そんな僕らの真夜中のデート

あったかい
朝陽のように光が射して
さあ 窓を開けよう
君に会いたい

  • 2006年6月 1日 04:20
  • 松田拓弥
  • Poetry

いつまでも

最初は笑い飛ばしていたのに
今じゃたった2、3分の電話まで
2人だけの時間だねって
微笑むようにかみしめちゃってる

「きみが好き」
最初のキスと同じように
きみも言ってくれたかな
そう 今でも
改めて

  • 2006年6月 1日 03:09
  • 松田拓弥
  • Poetry

ホントの気持ち

初めて見たよ
あなたのそんなキラキラした顔
そして気づけば
あなたの恋を応援してた

だけどホントは私だけを見てほしい
でも言えないよ そんなこと

だってどっちも私のホントの気持ちなんだから
嘘もホントも強がりも
このまま時が止まったらとか永遠だとか
あなたを失うかもしれないとか
きっとそんな不安も嘘になる
だってホントはその全部なんだから

私はあなたのそんな顔がずっと好き
だからどっちもホントなの
キラキラしたそんなあなたを見ていたい
ずっと ずっと ずっと

ただ私がその理由になりたいだけ
だけどそれは私の願いだから
そんなあたなのそばにいられて
私はそれで幸せなんだから

きっと幸せと願いって違うんだよね
ほんの少しわがままになっちゃうだけなんだよね

だけどホントは苦しいよ 切ないよ
だけどホントに幸せなんだよ
だけどどうしてなんだろ
いつも涙があふれてきちゃうのは

  • 2006年6月 1日 01:44
  • 松田拓弥
  • Poetry

「明日」

なんかすごくマイッてるとき
トコトコっとそばまでやって来て
ふとキミが笑ってくれていた
見知らぬ子供の小さな手のひら

僕はキミに何をしてあげられるだろう
キミはこうして笑ってくれて
なんだか少し励まされて
僕はその手に何を乗せてあげられるだろう


明日またここへ来たら
キミもまたここまでトコトコやって来て
今度は「どうしたの?」って首を傾げるのかな
「キミに会いに来たんだよ」って言ったら
キミはまたあの笑顔を見せてくれるかな
それとも明日は来ないのかな

お母さんにその手を引かれながら
お母さんの手を引っ張りながら
同じ笑顔で見上げてた
みんなと離れていってしまうのに
なんだかすごく嬉しそうだね
その先にはきっと明日があるんだね
だからきっと眠るのも怖くないんだね

名前も知らないその子の手のひら
まだなにもつかめそうにないんだけれど
なにもかもをつかめそうに大きく見えた
優しさだとかぬくもりだとか
明日だとか夢だとか

キミは僕にその手を差しのべてくれた
でもきっと、僕はなにも返さなくてもいいんだね
キミはそれをその小さな小さな手に乗せて
僕にもあるんだって見せてくれていたんだね

ありがとう

  • 2006年6月 1日 00:36
  • 松田拓弥
  • Poetry

遠くで風が吹いていた
はるか彼方で かすかな音が聞こえてきた

春だ 春が来る
桜が咲くんだ


だけど僕は待っていた
ただ待ってるだけだったんだ

  • 2006年5月31日 16:34
  • 松田拓弥
  • Poetry

いつか

あきらめムードの体のなかで
心だけが空を飛ぶ

夢のかけらを吐き捨てながら
最後の最後でため息も出る

“あのころ”は今も“あのころ”のまま
“いつか”はずっとそのままで

1つ1つを選びながら
確かめてから捨てていく

“あのころ”はずっと“あのころ” のまま
“いつか”は今も“いつか” のまま

  • 2006年5月31日 13:49
  • 松田拓弥
  • Poetry

stupid

一体なにが愚かなのか?

虚勢か?
無知か?

頭がいいように見られたい
賢いと思われたい
センスがいいと思われたい
カッコイイと言われたい

自分を愚かそうに演じることか?
自分の愚かさを隠すことか?

できる限り流行は取り入れたい
イイものが欲しい
高いものが欲しい
ロクな大人になりたい

愚かな自分を知らないことか?
なにが愚かなのかもわからないことか?

それなのに
こんな果てのない疑問符に
ただただもがいてみることか?

  • 2006年5月31日 10:25
  • 松田拓弥
  • Poetry

NEWS PAPER

風に揺れる新聞紙
また今日という日が流れてゆく
また今日が昨日になり
明日がいつの間にかやってくる
いつかはいつかのままになる

僕はまた強がるだけで今日を越えた
自分の弱さを1つ1つ確認させていくように
自分の無知を自慢するように
自分のだけの物差しで 他人の尺度で
僕の歩幅を測ってる

自分の弱さは隠せはしない
強がることでそれを知る
自分が一番わかってる
人は弱さの結晶だ
強がることで崩れてゆく

ムリをして
それがいつの間にか馴染んでしまって
人の弱さにも気づけなくなる
だけど強がることをやめてしまうと
きっともう明日の新聞はやってこない

今日の日付を確認しながら
生かされている文字を追いながら
自分の無知を補いながら
でも読み終わればすぐに捨てられるんだ

  • 2006年5月31日 05:50
  • 松田拓弥
  • Poetry

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