せっかちな蜂
穏やかな花
麗しき景色
ここから見得る何もかもが
この手に取ることができるような
そんな不安に駆られるときがある
ホントはきっと見えないものを
手探りでもぎ取ろうとしてるだけなのに
動かぬものを拾い集めて
僕のなかに鎮座させる
そしてそれを見つめる日々
それを安心と僕は呼んでた
でも違う
不安とうまく付き合うことが
いろんなものを受け入れたり
些細なことを信じれたり
あらゆるものとぶつかり合ったり
僕のなかの消えないものと
この世界にひしめき合う見えないものを
ただ漠然と恐れることもなく
信じていける力にできる
そんな力ができる
になる
きっと今ある自分やこの世界は
今の僕にとって申し分ないものなんだ
そして僕はそこに生きてる
誰かの優しさが僕の横を素通りしても
きっと誰かの心には触れてるはずだから
- 2007年3月27日 02:02
- Poetry
ランキング参加中なので。
単語連鎖
- あとがき : 焼ける唇
- まえがき : ドアを開けた向こう側