8MM 2


 見えてます。
 1Oまんこクッキリと見えてます。
 いや、もしかしたら、2Oまんこ見えちゃってたかもしれません。

 とにかく、はっきりがっつり見えちゃってます。

 日本の映画業界もここまできたのかと、ちょっと関心した。

 まあ、そんなとこ。


 話としては、たぶん1より2のほうがしっかりと練られてるって感じがする。
 でも、最近ではホントありがちな展開で、実にわかりやすい。
 先を読むってのは映画観賞で一番つまんない見方かもしれんけど、そこらあたりの引力がおかしくてちょっと残念。

 個人的には1のほうが好きかなと思う。
 主演がニコラス・ケイジだからってのも全否定はできないけども、1のほうが華があるような気がする。きっと、なんとなくだけどエンターテイメント色が強いんじゃないかなと思う。

 1も2も全体的にほの暗いイメージではあるけど、2のほうは、そこにさらに、特典のなかで監督さんも言ってたように“知性”みたいなもんが漂ってるので、さらに淀んだような雰囲気が加わってる感じ。
 1は、なんとなく“品”みたいなものが感じられた。
 2の出演者さんたちは、やっぱりこう……なんかやっぱカタすぎるというか、ホント頭よさそうな感じとか、その人の役柄の空気がいかにもっていうぐらい出すぎてて、くどい。
 まあ、知性とか知的な感じってのはやっぱ生まれつきなんだろうからしょうがないとしても、金持ちは金持ちすぎるし、ゲイがゲイすぎて、マトモな人もマトモすぎるような気がした。
 空気感が強すぎるかなと。

 ただまあ、これまた特典のなかで監督さんが言ってたように、セクシャリティーでの“挑戦”ってのは充分に成し遂げられてるんじゃないかなと思われます。
 少なくとも日本ではゆうに限界突破したでしょう。
 だって、舐めってるとこモロ見えちゃってんだもの。
 まあ、その意味だけをくめば、『イン・ザ・カット』も『クリスティーナの好きなコト』もがっつり突破しておりますな。
 とはいえそちらは、『サルティンバンコ』略してティンコのほうなんで、限界突破の次元が違うんですが……


 そんなわけで、全然嫌いじゃないけど、そこまで楽しめたわけでもない。


 △

※ただ、もし中学生のときに観ていたら、間違いなく何度も何度も巻き戻すほど ◎

  • 2006年10月14日 02:03
  • 松田拓弥
  • Movies

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