きみが笑うとまるで目をつぶっているように
きっとそやってきみは僕の心のなかを覗いているのかな
きみの顔から気持ちがいっぱい
いっぱいいっぱい弾けるとき
その瞳を閉じて
そう瞳を閉じて
僕のそばにいてほしい
きみがもう二度と目を開ける必要もないくらい
僕がその手をにぎってるから
きみを抱きしめる
僕はいつも君の笑顔がほしいから
どうしてもこの目を閉じられなくて
怖くなる
君の笑顔が消えてしまう
君が安心して目を閉じられなくなるその瞬間
だけどきみが目を閉じてと言うたびに
僕のなかできみの笑顔が見えてくる
不思議なくらい
きみを見つめているときよりはっきり
遠くで小さな雫がこぼれた音のように
きっと
きみの笑顔を感じてるんだね
この目で見るよりはっきり
この手で この胸で この心に
- 2006年9月22日 01:01
- Poetry