偽善?

だれもが自己憐憫という名の時雨のなかで
その心地よさに酔ってるだけさ
人には聞こえが悪くても
自分にとっちゃすごく聞こえがいいだけで
それで人を責めながら
それで自分を褒めてんだ

カッコいいよな
いいことやった自分なのに
そやってちょっと悪く言って
自分が想像もしてないとこから
いきなり非難なんてされないように
自分はいいことしたんだから

自分からあえて“裸の王様”になろうとしてる
みっともないとか人からバカにされないように
先に言ってしまうんだ
自分だけがわかってんだ
ただただ自慢したいんだ

自分の右手はなんのためにあるかと言えば
もう片方の左手で人のためにやったことを
なにも知らない誰かに話すときのために
身振りをつけて自慢するのさ
それでバランスとってんだ

左手なんて気分転換ほしがるだけさ
その手でいいことをしたんなら
右手でいい子いい子してんのさ
そやって笑って暮らしてんのさ

なにが良くてなにが悪いかなんてのは
きっと右手と左手ぐらいしか
たいして意味はないんだろう
話したがるのは手じゃないように
誰かにそれを話したところで
やったことは変わらぬように

  • 2006年6月 8日 18:35
  • 松田拓弥
  • Poetry

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