気づけば、俺は1日のあいだに5回も6回も手を洗ってる…
なんとも気違いじみた習慣だ…
過去に殺人でも犯したか…
返り血でも浴びたか、この手は…
いや、それはきっと映画の観すぎだろう…
単なる習慣だ…
しかし、習慣というのは、本当に恐ろしいような気になって仕方ない…
玄関の鍵は必ずしめるのに、便所の鍵はいつもかけ忘れる…
つまり、開けっぱだ…
いや、ちゃんとドアは閉めるが、いつでも開閉可能というわけだ…
いやはや、習慣とは、実に恐ろしい…
いつもと同じ道順でしかその目的の場所へは行かない…いや、行けなくなる。
習慣てやつに埋没しがちな日常生活。
クセは特にこれといってないが、習慣なら、吐いて捨てるほどある。
- 2006年6月 6日 02:50
- Essay