どこまで行けば
恋の終わりが見えるのか
「恋」と「愛」とを
理解して使いわけられるほど
いろんなこと知ってるわけじゃないけれど
なにも知らないわけじゃない
どこまで行けば
愛の朝陽が見えるのか
映画で見るよな
あんな大きな物語はないにしても
生きてるうちに1度は自分の恋物語を
愛することに泣けるほど全身すべてで愛したい
どこまで行けば
別れの影が消えるのか
「さようなら」が 「おはよう」みたいに
人のあいだで交わされて
いくつの涙が流れたか
いくつの雨で流れていったか
別れた恋のつらさで心が大きくなるかもしれないけれど
別れた数と涙の分だけ恋に心が臆病になってゆく
出逢いの数だけ笑顔が増えても
同じ数だけ涙も増えた
愛は笑顔だけじゃないと言うけれど
なるべくいつも笑っていたい
こんなふうに願うことって欲張りですか?
こんなふうに祈ることってわがままですか?
この涙が枯れるまで恋に泣けたら
そのとき愛にめぐり逢えますか?
愛って何ですか?
おカネを出せば買えますか?
本当の愛って何ですか?
インターネットで買えますか?
真実の愛って何ですか?
映画のなかで見つけたような気になって
それに涙を流すだけですか?
できれば笑って過ごしたい
できればいつも笑顔のままで過ごしたい
できればいつも笑顔のままで過ごしてほしい
できればずっと笑顔のままで生きてゆきたい
できればいつか涙が枯れるまでに出逢いたい
そしてそれからそのときは嬉し涙を流したい
どこまで行けば在りますか?
……なんて、人に訊いてもダメですか?
- 2006年4月26日 17:09
- Poetry
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