汚れたままのその鏡
光を閉じるその扉
闇を切り取る大きな窓
景色をにじますこの夕陽
きみの影
小さすぎたあの枕
形のゆがんだ水色のクッション
ほのかに揺れる椅子の背中
夕陽に向かうこの自転車
きみを感じたその温かさ
追いかけて
待って
涙が枯れて
ぬくもりも消え
胸が痛い
きみはもういない
でもぼくはここにいる
- 2006年4月26日 20:57
- Poetry
汚れたままのその鏡
光を閉じるその扉
闇を切り取る大きな窓
景色をにじますこの夕陽
きみの影
小さすぎたあの枕
形のゆがんだ水色のクッション
ほのかに揺れる椅子の背中
夕陽に向かうこの自転車
きみを感じたその温かさ
追いかけて
待って
涙が枯れて
ぬくもりも消え
胸が痛い
きみはもういない
でもぼくはここにいる