2007年12月の文章リスト
“ 2007年12月 ” 分の文。
星屑ロンリネス
きっとだれもが瞬く星
昔はだれもが輝いていた
その光を今に伝えようとしてる
そうやって今もずっともがいてる
ずっと昔
もしかしたらそれは昨日
自分がすごく輝いてたとき
そこにしがみつくよに
切れた電池のスイッチを
何度も何度も押しちゃうように
だからつらい
忘れちゃうのは怖いけど
あのころの自分には負けたくない
だけどね
もうやめたよ
そういうの
ずっと先
もしかしたらそれは明日
僕も星になれてるかも
雨の日や雲が多い日
世界中のどこかの国、街
うつむいてる人やキスをしてる恋人たち
空を見上げる暇もなかったり
そんな必要もない人たち
もしかしたら人の数だけあるいろんな理由で
その光は届かないかもしれない
でもその光を見てくれる人がこの先
明日かもしれないし1年後かもしれない
いつか僕に子供が産まれて
孫ができたときかもしれない
その孫が大きくなって大人になったときかもしれない
もしかしたら僕は生きてないかもしれない
だけど
だけど
いつか届くよ
きっとどこかのだれかには
今は自分ですらムダだなんて感じてしまうことだってあるだろう
僕だってそうだ
こんな未来の希望を説くようなことを書きながら
前に自分で書いた詩に妙に納得したりもしてる
でもそのたびに感じるんだ
結局いつも一人だけれど
そう感じるとき以外はそうじゃないって
つらいときに支えてくれたり
くじけてしまいそうなとき励ましてくれたり
淋しいときにはそばにいてくれたり
そういうことじゃないんだけれど
お互い返事だけのようなちょっとの言葉を交わしただけで
いつの間にか自然と笑い合えてたり
一人じゃないって
そう感じもしない
感じる必要すらないのかなってときが
たとえそれが一瞬でも
あるんだ
いつの僕も受け入れてくれる
不機嫌なときも笑ってるときも
泣きたいけれど泣かないときも
強がってるときも強いときも
決してすべてではないし
そんな必要もきっとない
僕の軌跡
それを目を背けずに見ててくれる
今はただ今を生きていければそれでいい
いつかだれかの光になれれば
この光がどこかのだれか
必要な人に届いてくれればそれでいい
昔どんなにすごいことをしてたって
それを引きずってまで築く必要なんてないんだよ
きっと今だって輝いてるから
だれも忘れちゃいないさ
きっとそうだ
みんながみんなを照らしてるんだ
その光は必要なときに必要な人が
それを見るんだ
いらねぇやつなんていねぇ
星の数ほど孤独はあるけど
それ以上に光があふれて
きっとだれかに照らされてる
照らしてる
明日は雨が降るといい
みんな少し休むといい
- 2007年12月 1日 13:44
- Poetry
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